東京五輪のメイン会場となる新国立競技場の近く、駅で言うとJR総務線の千駄ヶ谷駅 から歩いて5分の場所に鳩森(はとのもり)八幡神社があります。 (都内最古の富士塚) この鳩森八幡神社には昔の風習の名残が見られます。「富士塚」です。 江戸時代は富士山信仰が盛んでした。 しかし、誰もが富士山に登れたわけではありません。 そこで各地に富士山の溶岩などを使い人工的に富士山に見立てた山や塚を作りました。 これを富士塚と呼び、この富士塚を登ったり拝むことで富士山と同じご利益が得られるとしました。まあ!なんと!なんと!! 鳩森八幡神社の富士塚は1789年に築造されました。 高さは約6メートル、直径およそ25メートルです。 都内には今も富士塚が多く残されていますが、この鳩森八幡神社内にある富士塚は、、東京23区内では最古の富士塚と言われていて、東京都の有形民俗文化財に指定されています。 鳩森八幡神社の富士塚