業績悪化で9月28日に経営再建策を発表した三洋電機。その同社がリストラ策の1つに据える金融子会社、三洋電機クレジットの株式売却先に、オリックスが有力候補として浮上していることが明らかになった。 オリックス関係者は日経ビジネスの取材に対し、「中身を見て値段を聞かないと決められない」と慎重姿勢ながら、「興味があると大きな声で意思表示しているのは確かだ」と認めた。実現すれば、新経営陣が7月に経営計画をまとめて以降、非中核事業の売却に踏み切る初のケースとなる。 新経営陣で意思統一できず 「来年2月1日は当社の創業記念日。聖域は設けず、それまでに可能な限り改革をやり遂げる。それ以外に三洋電機の将来を開く道はない」。28日、再建策の進捗状況を説明した井植敏雅社長兼COO(最高執行責任者)は、こう危機感をにじませた。 公表した再建策は、当初計画を前倒して来年1月末までに1万人の社員を削減することや、本社
企業によるブログ利用を考えた場合、三つのフェーズがあると思います。 第1フェーズは、コーポレートメッセージを効果的に発信するためにブログを利用する段階。ライブドアの堀江貴文社長やニフティの古河建純社長がブログを使って情報発信しています。これらが典型例ですね。 「社長」の名を持ったブログは、等身大の企業の姿を一般の人に知ってもらうのに有効な手段でしょう。しかも発信できるのは企業情報にとどまりません。「頻繁に更新する」というブログの発想を取り入れれば、顧客に対してタイムリーな製品情報を発信することも可能になります。宝酒造や日産自動車がこうした取り組みを実践しています。 Webで発信される製品情報の多くは、いまだに製品発表時のものに限られているのではないでしょうか。これは、技術的な難しさや社内体制の問題などのさまざまな制約のために、タイムリーな情報発信が難しいからでしょう。ブログを利用する
ソニーは、同社が製造するCCD撮像素子の一部に不具合があり、このCCDを搭載する製品で「ファインダや液晶表示部に画像が出ない、撮影できない、画面が乱れる」などの症状が現れる可能性があることを明らかにした。 不具合の原因は、CCDチップとリード・フレームをつなぐボンディング・ワイヤの接合が、経年劣化で外れること。同社は、上記の症状が現れた製品について無償で修理を行う。 ■さらに詳しい情報は「Tech-On!のWebサイト」でご覧いただけます。 ・閲覧には「ユーザー登録(無料)」が必要です。
「ブログ」、「ソーシャルネットワークサービス」に続く、ネットの新しいサービスとして、新聞記事などでもちらほら目にするようになった、「ポッドキャスティング」。実際に体験した読者はまだ少ないかもしれないが、ここに来て対応コンテンツが急増している。 きっかけは、8月4日に開始されたアップルコンピュータの有料音楽配信サービス「iTunes Music Store(iTMS)」日本版。iTMSでは、楽曲配信に加え、「ポッドキャスト」というカテゴリーから、ポッドキャスティングを検索、ダウンロードしてそのままiPodに持ち出せる。コンテンツ数は9月段階で1万5000以上に達した。 ポッドキャスティングは、MP3形式でネット上に公開された音声コンテンツを、RSSを利用して自動配信するもの。パソコン上はもちろん、iPodなど携帯音楽プレーヤーに転送して楽しめる。いったん登録した番組は、更新されるたびにユーザ
「スパイウエアは“高度化”する一方だ。駆除しようとするとユーザーのPCをクラッシュさせるスパイウエアや、ルートキットの技術を用いて姿を隠すスパイウエアなどが続出している。」---。米Webroot Softwareの製品管理担当ディレクタMichael Greene氏は9月30日、日経BP社の取材に対してスパイウエアの現状や同社製品について説明した。Webrootはスパイウエア対策ソフト「Spy Sweeper」などを開発販売するソフトウエア・ベンダー。米国のスパイウエア対策ソフトのリテール市場において、Spy Sweeperは68%のシェアを占めるという。「エンタープライズ市場では35%」(Greene氏) 同社ではフリーのスパイウエア検出ツール(駆除はできない)「SpyAudit」を公開している。Greene氏によれば、「SpyAuditでスキャンしたPCの80%で、なんらかのスパイウ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く