今年の5月に改正されていた不正競争防止法が今年の12月1日より施行となります(経済産業省の関連ページ)。今回の改正の重要なポイントとして、アクセスコントロール回避機器に解する改正があります。要するにマジコン関連です。 今までも、不正競争防止法におけるアクセスコントロール(技術的制限手段)回避機器の定義では、アクセスコントロール回避「のみ」を提供することが要件とされていました。ところがこの規定を悪用して、不正にコピーされたゲームを実行できる機能以外の機能(音楽再生機能等)をマジコンに付加して規制逃れを行なうケースが多かっため、今回、「のみ」の要件がはずされました。 また、アクセスコントロール回避機器の提供(販売等)に対して刑事罰が適用されるようになりました。今までは、刑事罰の規定がなかったので、仮に民事でマジコン販売業者を訴えて勝ったところで、業者は行方をくらまして別の名前で再営業みたいなケ