札幌市清田区の白旗山競技場で、三笠宮家の彬子さまが出席された「宮様スキー大会」の関連行事中に破裂音がした事件で、直後に現場で自分がやったと名乗り出た男が「目立ちたかった」と動機を話していることが7日、捜査関係者への取材で分かった。 北海道警によると、男は持っていた長さ40~50センチ、直径3~4センチの金属製の筒で音を発生させたとみられる。道警は火薬類取締法違反の疑いで札幌市の男の自宅を家宅捜索したが、特に危険物は見つからなかったという。 男は取り調べに対し、意味の分からないことを言うこともあるといい、同法違反などの疑いで引き続き任意で事情を聴く。 破裂音がしたのは6日午前10時15分ごろ。彬子さまはあいさつを終えて貴賓室に戻る途中で、男との距離は約10メートルだった。けが人はいなかった。