幼い頃サブカルに惹かれたのは、メジャーなものにつきまとった「こんな感じでしょ?」という消費者を舐めた匂いがキツかったからで、ある時期から逆にサブカルに同じ匂いを感じるようになった。今の価値判断は本気なものは全部かっこいいし舐めたもんは全部不要というシンプルな物差しに落ち着いた。
幼い頃サブカルに惹かれたのは、メジャーなものにつきまとった「こんな感じでしょ?」という消費者を舐めた匂いがキツかったからで、ある時期から逆にサブカルに同じ匂いを感じるようになった。今の価値判断は本気なものは全部かっこいいし舐めたもんは全部不要というシンプルな物差しに落ち着いた。
紀里谷和明。映画監督。宇多田ヒカルのMVでも知られる鬼才。ハリウッド進出を果たした「ラスト・ナイツ」を手掛けた彼に、小説家・鏡征爾が話を伺った。 採録は2015年初冬。同行したのは開成高校出身の東大生・須田と「死にたい」劇作家志望の学部生K。<紀里谷監督がクランクアップから上映まで2年の歳月を要したように、私がこの対話を公開する勇気を持つまで2年かかった>これは地獄の東大黙示録である。対談小説と全2回のインタビューという合計4万字を超える異色の出来。須田と学部生Kの、東大生&若者を代表する質問も必読。 この文章が、あなたの心の暗闇を照らす光になりますように。 鏡征爾(写真左)と紀里谷和明監督(写真右) 鏡:紀里谷監督。「ラスト・ナイツ」鑑賞させて頂きました。 紀里谷:ありがとう。 鏡:強烈にこころに響きました。あのラスト。ラスト・シーン。 紀里谷:ありがとう! 鏡:僕は初日に見たんです。そ
「(話の)さわり」「ぞっとしない」を、半数以上の人が本来とは異なる意味で理解しているという調査結果を、文化庁が発表しました。 本来の意味は太字部分(文化庁の資料より) 全国の16歳以上の男女約2000人から有効回答を得た「国語に関する世論調査(2017年度)」で明らかにされたもの。「(話の)さわり」は本来、「要点」を意味するのですが、全体の50%超が「話などの最初の部分」を指す表現と回答しました。年齢が高いほど本来の意味で理解する傾向があるものの、60歳代でも半数以上がそれとは別の意味で認識しているという結果になりました。 「ぞっとしない」でも、50歳以下の全世代で過半数が「恐ろしくない」という本来とは異なる意味で回答。「怖い話にぞっとする」との対比から、「恐ろしい」の否定形として捉えているのかもしれません。ちなみに、本来の意味「おもしろくない」を答えた人は、全体のわずか22.8%にとどま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く