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2018年2月4日のブックマーク (2件)

  • 弾丸も貫通しない強度をそなえた2層グラフェン「diamene」 - fabcross for エンジニア

    炭素原子がハニカム状に並んだ厚さ原子1個分のシート状の物質グラフェンは、柔軟で伸縮性があり、かつ極めて高い引っ張り強度を持つ素材だ。そのグラフェンの製造方法や利用方法を巡って世界中で研究開発が盛んに行われているが、ニューヨーク市立大学先端科学研究センター(ASRC)は、グラフェンのシートがもつ新たな特性を明らかにした。耐久性の高い保護コーティングや超軽量防弾フィルムなどの開発につながるものと考えられるこの研究成果は、最新の『Nature Nanotechnology』誌に掲載されている。 掲載された論文によれば、ASRCの研究チームは、原子2個分の厚さのグラフェンシートに常温でナノスケールの圧力を加えると、その部分が一時的にダイヤモンドと同等かそれ以上の硬度に変化することを発見した。この「diamene」と名付けられた素材は薄く、軽く、しなやかで、一旦硬化すると弾丸でも貫通しなくなるという

    shimooka
    shimooka 2018/02/04
    『興味深いことに、この作用はグラフェンが正確に原子2層の厚さの場合にのみ起こり、1層の厚さやもっと厚いグラファイトを使った実験では柔らかいままだったという』
  • 130年来の難問を解決――沖縄科学技術大学、パイプラインを通過する「遷移流」の摩擦の法則を発見 - fabcross for エンジニア

    沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2018年2月1日、130年来の疑問だったパイプラインにおける「遷移流」の摩擦の法則を、同大学の研究チームが発見したと発表した。石油精製所などの産業現場で流体がパイプラインを遷移流として通過する際、ポンプを使って送り出すために必要なエネルギー量を、同法則を用いて理解できれば、効率化に役立つとしている。 配管を流れる流体は、速度が遅い時はスムーズに流れ、速度の速い時はより乱雑な流れとなる。英国の物理学者で技術者でもあったオズボーン・レイノルズは130年以上前に、遅い速度の流体の流れを「層流」、速い速度の流体の流れを「乱流」と表現し、流体が流れる速度と流体とパイプとの間に形成される摩擦との関係を説明する一連の方程式を構築した。 技術者たちは今日でも、液体や気体がパイプを流れる際に摩擦によって失われるエネルギーの減損を計算する際に、レイノルズの「抵抗の法則」を

    130年来の難問を解決――沖縄科学技術大学、パイプラインを通過する「遷移流」の摩擦の法則を発見 - fabcross for エンジニア