ヘドンド(Redondo)は英語で”round”、日本語で「丸い」という意味のスペイン語です。元々フットサルで用いられるローテーション攻撃ですのでまずはざっくりフットサルにおけるヘドンドの説明をします。 攻撃手AがDにパスを出し、全体はパスとは反対周りにローテーションします。この時ボールを受け取るDはAが居た方向にボールを運びつつ、楔を打ち込むタイミングを探ります。ここで敵陣に穴が空かなければ、穴が空くまでローテーションを繰り返します。 ピッチの広いサッカーにおいては3人で行われるケースが多くなっています。ローテーションを繰り返すことも稀です。楔の出し手となるCはスペースとタイミングを逃さないようボディアングルの調整に注意を払う必要があります。 この動きは「人とボールの循環」(形)よりも「スペースの連鎖性」(性質)がミソとなっています。そのため、循環の動き(形)ではなく連鎖性にフォーカスし