大企業に勤めていても副業が推奨される今、起業に興味を持つ人は増えています。そんな中、常に注目されているのが資格の取得。すでに資格を持っている人はもちろん、資格を取って独立したい人や資格に興味がある人に必読のQ&Aを、経営コンサルタントで士業(特定行政書士)でもある横須賀輝尚氏の著書「資格起業バイブル」から、再構成してお届けします。 ■独占業務の有無は単なる法律のルール 『Q.独占業務のある資格は有利といわれましたが、独占業務のない資格は無意味でしょうか? 中小企業診断士を目指しています。診断士の話になると「独占業務がないから取っても意味がない」といわれますが、独占業務がない資格は取っても意味がないのでしょうか?診断士受験を考え直そうかとも思います。』 資格取得の前に、ひとつの判断基準となるのがこの「独占業務の有無」です。 独占業務とは、その資格を持っていないと、法的に行うことができない仕事