5月21日、動画投稿サイト『YouTube』に「東京電力福島原発事故後に生まれた耳なし子うさぎ」と題された動画がアップされた。飼い主は福島第一原発の30km圏から数百m外側の福島・浪江町在住の人物だという。関連記事ネット論争…白い「耳なしウサギ」いた 韓国に不安「黄砂+放射能」で黄砂能記事本文の続き 原発事故によって計画的避難区域に指定された地域で発見されたという「耳なしうさぎ」の映像はアップされるや、世界中から大反響を呼んだ。再生回数はすでに100万回を超え、米国のニュースサイトでも「日本の放射能漏れで耳なしうさぎが生まれた?」と紹介され、世界が騒然となった。 このうさぎの飼い主で投稿者でもあるAさん(56才・女性)に話を聞いた。Aさんは、現在も浪江町の津島地区に住んでおり、牧場を経営している。うさぎは、知人から譲り受けたりして、ペットとして約20年前から飼い始めた。現在、25羽を飼って