【読売新聞】 兵庫県の斎藤元彦知事によるパワハラなどの疑惑を内部告発した前県西播磨県民局長の男性職員(60)が死亡した問題について、県の対応が妥当だったかが問われている。告発は「公益通報」に当たる可能性があるが、県は早々に文書を斎藤
警察庁は、運転免許証の有効期限の表記について、元号と西暦の併記とする方針を固めた。システム改修を終えた都道府県から新しい免許証に切り替える。 有効期限は現在、元号表記となっているが、同庁は今年8月、外国人の免許保有者の増加などを受け、西暦表記に変更する道路交通法施行規則改正案を発表した。 正式に決定するための手続きとして、9月4日まで意見を公募したところ、元号表記を残すよう求める意見が多かったため、方針を見直すことにした。 元号と西暦のどちらの表記を優先するかは今後、決める。〈1〉西暦を先に記し、元号をカッコ書きにする〈2〉元号を先に記し、西暦をカッコ書きにする――の2案を軸に調整する方向だ。 生年月日や交付日、免許取得日の表記は従来通り元号のままとする。
新作から旧作まで多様なゲームを楽しめるとして人気だが、ゲーム会社などでつくる団体は著作権法の上映権の侵害にあたるとして店舗に警告。ゲーム機を「展示品」とうたい、規制から逃れようとする店も現れている。 ゲームバーは、ゲーム機やソフトを客が選び、大型テレビで自由に遊ぶことができる店。都市部を中心に2010年頃から広まった。関西では約20店舗が営業しているとみられ、大会を開くところもある。 ただ、店側はゲーム会社の許可を得ていないのが現状だ。ゲーム会社などでつくる「コンピュータソフトウェア著作権協会」(ACCS)は今年、各店舗への警告に乗り出した。ゲーム代を取っていない店が多いものの、集客にゲームを利用しているとして、営利目的で公に上映していると判断したとみられる。ACCSは対象店舗数などを明らかにしていないが、4月に大阪市内の3店舗が警告を受けたことを理由に7月下旬での閉店をホームページなどで
政府は、皇太子さまの即位に伴う2019年5月1日の改元を巡り、新たな元号は画数ができるだけ少なく、なじみやすい漢字を用いる方針だ。 国民の「元号離れ」を防ぐ狙いがある。新元号は最終的に3案に絞り込んだ上で、有識者や衆参両院議長らの意見を踏まえて決定し、18年中に事前公表する見通しだ。 天皇陛下は特例法に基づき19年4月30日に退位し、皇太子さまが翌5月1日に即位して、元号も同時に改められる。 政府は元号選定にあたり、〈1〉国民の理想としてふさわしい意味を持つ〈2〉漢字2字〈3〉書きやすい〈4〉読みやすい〈5〉これまでに元号やおくり名として用いられていない〈6〉俗用(日常的に使用)されていない――という基準を要領で定めている。 これを踏まえ、1文字15画を上限とし、できる限り画数の少ない漢字を選ぶ方針だ。
「高収入の男性と結婚したい」。今回の相談者・優香さん(仮名、32歳)は、はっきりとそう言いました。驚かされるのは、優香さんが「お金に困っていない」「貧しい家庭に育ったわけでもない」普通のOLであること。それでも「低収入の男性とは絶対に結婚したくない」とお金に執着しているのです。 なぜ、優香さんは高収入の男性を求めているのでしょうか。そして彼女は、どのようなアプローチをすればいいのでしょうか。 優香さん「大学を卒業して以来、高収入の男性しか興味がありませんでした。4人お付き合いしましたが、全員高収入の男性でしたね」 木村「優香さんの考える高収入とは、具体的にどれくらいの金額ですか?」 優香さん「(きっぱりと)『絶対に年収1000万円以上の人がいいな』と思っています」 木村「なぜそんなに多くのお金が必要なのでしょうか」 優香さん「別に働きたくないわけではないし、すごくぜいたくをしたいわけでもあ
ゴムの摩擦熱で筆跡を消し、書き直せる「消せるボールペン」を悪用した不正が相次いでいる。 不正に至らなくても、自治体職員が消せるペンを使って行政文書を作成し、監査で指摘を受けた例もある。メーカー側は証書類や宛名書きに使わないようペンに明記するなどしており、「便利なものなので、適正な使用をしてほしい」と用途の徹底を呼びかけている。 茨城県土浦市消防本部で昨年9月、時間外勤務手当約70万円を不正受給していたとして、男性主任(当時30歳)が懲戒免職となった。給与担当だった男性は「消せるボールペン」で勤務管理表を書いて上司の決裁を受け、市人事課に運ぶ途中に書き換えて時間を水増ししていた。 消せるボールペンは、特殊なインクを使い、ペンの後端部などに付いている専用ゴムでこすり筆跡を消す。市販の消しゴムで消えるインクもある。修正液などでは修正した跡が残ったり、分かったりするが、これは直した痕跡が残らない。
厚生労働省は24日、健康づくりのための睡眠指針を策定した。2003年に策定された指針の見直しで、若年、勤労、熟年の各世代ごとに留意点を示したのが特徴だ。 指針では、成人の標準的な睡眠時間には個人差があるものの、10代前半までは8時間以上、25歳が約7時間、45歳が約6時間半、65歳が約6時間と、加齢とともに減っていくとした。 留意点としては、若年世代の場合、寝床に入ってメールやゲームを長時間続けると、光の刺激で覚醒してしまうため、注意する。夜型の生活にならないよう、休みの日でも朝寝坊をしない。 働いている人は、日中、仕事や活動に支障をきたすほどの眠気を感じるかどうかで、睡眠時間が十分かどうか判断できる。十分な睡眠時間を確保できなければ、午後の早い時間に30分以内の短い昼寝をすると作業能率の改善につながる。 高齢者は、必要な睡眠時間が短くなるため、無理に眠ろうとすると、かえって睡眠が浅くなっ
8日から続いた記録的な大雪の影響で、東京都心をはじめとする首都圏では、転倒による負傷者や路上で立ち往生する車が相次いだ。 大雪に対する都会の備えの脆弱(ぜいじゃく)さが、はからずも浮かび上がった。 「こんなに…」 「心づもりはしていたが、こんなに降るとは……」 JR三鷹駅(三鷹市)周辺の約120店で作る「三鷹中央通り商店会」の井口文浩理事長(66)は10日、雪かきに追われたこの土日を振り返り、疲れた様子で話した。 降り始めの8日昼から各店で雪かきを始めたが、一向にやまず中断。9日から再開し、互いに手伝いあうなどしてようやく開店にこぎ着けたという。 ホームセンター大手「カインズ」(埼玉県)によると雪かき用スコップには8日から客が殺到。前週の20~30倍も売れ、小型の園芸用のものも売り切れる店舗が続出した。担当者は「急に商品はそろえられない。スコップぐらい、一家に1本備えておいてもいいのでは」
1月29日、航空自衛隊の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」所属のT4練習機2機が訓練中に空中で接触した事故で、うち1機は機体の安定を制御する水平尾翼を半分以上失い、墜落などの大事故につながりかねない状態に陥っていたことが、空自への取材でわかった。 空自は約20人の調査官を派遣し、訓練中の安全管理に問題がなかったかなど原因究明を急いでいる。 空自によると、1月29日午前11時24分、空自松島基地(宮城県)の南東約45キロの太平洋上で曲技飛行訓練をしていた4機のうち、1番機の前部と2番機の水平尾翼付近が接触。1番機は速度を測る「ピトー管」と呼ばれる部品が大きく折れ曲がり、2番機は水平尾翼の半分以上が脱落した。 両機は事故から4~10分後に松島基地に緊急着陸したが、空自関係者は「水平尾翼が破損すると、機体は上下方向の動きが不安定になる。大きな事故につながりかねなかった」と話す。 1番機の前部操縦
花王は鼻の細胞に作用して、汗臭さなど特定の悪臭だけを感じにくくさせる消臭成分を発見したと発表した。 これまでの消臭剤は強力な香りで悪臭を覆い隠すか、脱臭成分ですべての臭いを吸い取るものだったが、新技術を使えば、狙った臭いだけを感じなくすることができる。今後研究をさらに進め、5年後をめどに商品化したい考えだ。 今回発見したのは、汗臭さのもととなるヘキサン酸だけを感じにくくする成分で、3種類の香り成分を調合して作った。 鼻の奥の粘膜細胞には約400種類の嗅覚センサーがあり、センサーと香り成分が結合すると、脳が臭いを感じる。花王は、5種類の嗅覚センサーがヘキサン酸と結合したときに汗臭さを感じることを突き止め、ヘキサン酸よりもこれらセンサーに付着しやすい香り成分を探しだした。研究員3人が試験したところ、ヘキサン酸による悪臭の強さの感じ方が5分の1以下になったという。
千葉モノレールが、アニメのイラストをラッピングした特別車両内で、ファンに他の乗客へ迷惑をかけないよう異例の呼びかけを行っている。 アニメキャラクターによる車内アナウンスを録音していた乗客が他の乗客に暴言を吐いたことを受けた措置で、同社は「共有空間でのマナーを守り、全員が気持ちよく乗れるようにしてほしい」としている。 特別車両は、千葉市を舞台にした人気アニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」のイラストを車体にラッピングした「俺の妹。号」1編成(2両)。3月30日に運行を開始した。 車内の手すりや広告にもキャラクターが登場。6月8日からは昼間の車内アナウンスをキャラクターの声優が担当し、「まもなく終点・千葉みなと、千葉みなとよ」などと駅名だけでなく「みなさんもモノレールの旅を楽しんでいただけたならうれしいです」と様々なアナウンスをしている。 同社によると、同車両の運行開始以降、1か月あたり
福岡空港に6月、覚醒剤が密輸された事件で、福岡県警は1日、押収量は約3・5キロ(末端価格2億5000万円相当)だったと発表した。 福岡空港での覚醒剤の押収量としては3番目の多さ。 発表によると、大分県別府市の日本人の女子大学生(23)が6月9日、カナダから韓国・仁川経由で帰国した際、覚醒剤約3・5キロをスーツケースに入れて密輸したところを税関職員が発見。県警が翌10日、覚醒剤取締法違反(営利目的密輸)容疑で逮捕した。 調べに対し、女子学生は「カナダ人の恋人から、日本国内にいる男性にスーツケースを渡してほしいと頼まれた。覚醒剤が入っているとは知らなかった」と供述しており、県警が捜査を続けている。福岡地検は1日、女子学生を処分保留で釈放した。
みずほフィナンシャルグループ(FG)の佐藤康博社長は25日、都内で開いた株主総会で、今週末に行うシステム統合に関し、「過去に起こしたシステム障害について非常に重い責任を負っている。今後二度と(トラブルを)起こさない決意で迎える」と述べた。 みずほFGは、傘下のみずほ銀行とみずほコーポレート銀行が7月1日に合併するのを前に、今月29日午前0時から7月1日午前8時まで、現金自動預け払い機(ATM)を含むすべてのオンラインサービスを一時休止して、システム統合を実施する。 みずほは、第一勧業、日本興業、富士の旧3行を現在の2行体制へと移行した2002年4月と、東日本大震災後の11年3月の計2回にわたり、大規模なシステム障害を起こした。
【瀋陽=蒔田一彦】中国国営新華社通信によると、3日午前6時頃(日本時間同7時頃)、吉林省徳恵市の養鶏・鶏肉加工会社で大きな爆発が起きた。 爆発による火災は約4時間後にほぼ鎮火したが、従業員ら少なくとも119人が死亡した。救助活動が続いており、死者数は増える可能性がある。 同通信によると、地元消防当局は、液体アンモニア漏れが爆発の原因とみて調べている。付近一帯では刺激臭が漂っており、新たな爆発の恐れがあるため、周囲1キロ・メートルの住民を退避させる措置を取った。 華僑向け通信社・中国新聞社(電子版)が伝えた従業員の話では、爆発当時は約300人が働いていた。建物の外に避難しようと3か所の出入り口に殺到し、転倒する人もいたという。
宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))は30日、騒音が少ない超音速航空機の試作機を公開した。 8月にスウェーデンで、騒音抑制の効果を確かめる滑空試験に臨む。 開発拠点の富士重工業宇都宮製作所(栃木県)で公開された試作機は、全長約8メートル、重さ約1トンの無人機。機首の下部に丸みをもたせ、機体後部に微小な凹凸を設けるなどの工夫により、騒音につながる衝撃波(N波)の半減を見込む。この技術で50人乗り旅客機を造れば、英仏の超音速旅客機「コンコルド」(100人乗り)の4分の1程度まで騒音を減らせるという。 8月の実験では、機体を高度約30キロから滑空させてマッハ1・3まで加速し、騒音を測る。JAXAの吉田憲司プロジェクトマネージャは「低騒音設計を実現し、旅客機開発の技術を蓄積していきたい」と話す。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く