はじめに SNSの投稿を通した事件・問題が後を絶たない。マスメディアで大々的に報道される事件から投稿者の周囲で問題になっているものなど大小様々だ。それらの多くが投稿者の「心の声」がそのまま投稿に反映されていることが起因しているように感じる。 SNSは本来、情報収集や他人の近況を知って楽しむべきツールである。 しかし使い方によっては犯罪や事件に繋がる可能性もあるし、家族・友人・会社内での信頼を壊してしまうような問題に発展しかねない。 このような背景もあり、MMD研究所とセキュリティソフト大手のマカフィーは「高校生、大学生、社会人20代、社会人30代」の4属性に対して「SNS利用に関する意識調査」を実施し、SNSの公開設定、実名利用の有無や投稿を後悔した経験、投稿が問題になった経験などを問いかけた。調査結果から、SNSのメリット、デメリットを見ながら、利用者はどのような点に気をつけていくべきか