内閣府は2011年6月17日、「【「子ども・子育て白書(旧少子化社会白書)」】」を発表した。主に結婚関係や子供の要因の観点から各種統計を収録し、対応する政策などをまとめた白書で、昨今の子育て問題などを網羅、あるいは検証できる指標が数多く盛り込まれている。そこでその中から重要な値や過去に記事として取り上げた内容を確認した上で、最新の値を反映させ、現状を把握したり、今後の検証に役立てるデータを構築している。今回は番外編として、白書をトリガーとして以前の記事のうち日本の平均寿命の推移をグラフ化した記事にスポットライトを当て、更新や記事の補てんを行うことにした。 今件では昨年の記事までのデータに加え、厚生労働省が発表した最新の(2011年7月27日発表)生命表(2010年分・簡易生命表)を反映させる。そして完成したのが次のグラフ。1947年以降の全期を対象としたグラフと、1990年以降において詳細