自工会では活力ある長寿社会に向けて、高齢ドライバーの運転行動、安全意識、生活活性度(いきいき生活)を高め、アクティブな社会参加の実現に少しでも貢献することをねらいに2004年より本プログラムの開発に着手し、実験教育の中で効果を検証しながら教材を作成した。開発に当たっては、専門家で構成する高齢者交通安全教育推進委員会*1が参画し、脳科学や社会学的アプローチも取り入れた。 このプログラムは、4つの「交通安全トレーニング」と「交通脳トレ」を組み合わせ、効果的に安全運転能力、安全意識と脳機能を高めることができる内容となっている。また、交通安全トレーニングの各科目には3つのレベルがあり、グループリーダーのもとで、ワークシートやディスカッションを中心に進行する形式で、参加者の希望や必要に応じて異なる効果を持つトレーニングを選択し、取り組める構成となっている。*2 「いきいき運転講座」は多数のリーダー向