欧州14カ国と米ワシントン州のギャンブル規制当局が調査委員会を設け、「賭博とゲームのぼやけた境界線に懸念」と題した共同声明を発表しました。そのなかで、問題の1つにルートボックスが挙げられています。 調査委員会にはイギリスやフランスなど欧州14カ国と、米ワシントン州が参加 同委員会は「ギャンブルと、ビデオゲームなど他の形式のデジタルエンターテインメントとの、境界線の“ぼけ”によって引き起こされるリスクにますます関心が寄せられている」としたうえで、ルートボックスやソーシャルカジノゲームなどに懸念を表明。そのような新興のゲームやサービスにおいて、オンラインギャンブルと類似した特性が見られると述べています。 委員会のメンバーはビデオゲームとソーシャルゲームの特性を分析するなど協力することで、業界との情報交換による対話が可能となり、法律や規制の適切かつ効率的な実施が保証されると主張。消費者保護執行当