「ロックンロールは生きている」永遠に錆びないタイムカプセル - いまトピロックンロールという名の、ちょっと厄介なあいつ。 大人になってからは心やましさから会えない・会いたくない日が多くて、だけどどうしても会いたい日もあって、しばらく見なかったから死んじゃったかな？と思いきや、ふとした拍子に姿をあらわす。しかもより屈強になって。 あいつに胸をわしづかみされたことのあるあなたなら、きっとわかるはずです。悟りすますことになれて忘れたふりしたって、それでもあなたは何度でもあいつに魅了されてしまう、されすぎてしまうはずです。 だってあなたはあいつと出会ったころの衝撃を、たぶん一生忘れられないから。 根強く植えつけられたその記憶は、金木犀の香りとか、ネットダイビングの末に行きついたYouTubeとか、友だちと酔いつぶれたあとひとりになった帰り道でふいに蘇り、幾度もあなたを惑し続けることでしょう。 「遠くで見てくれ あの時の僕のまま 初めて気がついたあの時の衝撃を僕に いつ
