はてなブックマークニュースに「「新聞が理想の姿に向かういいきっかけ」——isologue磯崎氏が語る日経電子版の今と未来 」という記事が掲載されました。 もともと(取材時にはまだリリースされてなかった)日経電子版のiPhoneアプリを使って私が感想を述べるという企画だったのですが、結果としてWebも含む電子版全体についての記事にしていただいてます。 記事にもあるとおり、iPhoneで「紙面ビューアー」が読めるのを期待していたので、サポートされてなくてちょっぴし残念だったのですが、iPhone版を使うのがおそらくは地下鉄などの電車が多くなるだろうから事前にデータをダウンロードしておく必要があるとか、iPhoneがFlashをサポートしてない(html5はまだちょっと…)といった技術面を中心とする諸事情を考えると、今のところしょうがないかなあ、という感じで今後に期待であります。 ご参考まで。
(楽天ブックスのリンクは→こちら。) 本日(30日)よりアマゾンで発売開始し、明日より書店店頭にも並ぶようになります。 (すでに一部書店では店頭に並んでいます。) 今までも起業に関連する本はたくさんあったと思うのですが、起業してから上場(またはバイアウト)するまでに、投資家とどういった交渉をしながら、どのように資金を調達するかといった全体像を「お金」の面からイメージがわくように解説した本というのは、あまりなかったんではないかと思います。 この本で最も述べたかったことは、(個別のベンチャー企業の方の役に立つことはもちろんですが)、日本のベンチャーの「生態系」をもっと発達させる必要がある、ということです。 日本は戦後、銀行の融資(間接金融)で急速に復興を遂げましたので、社会の体質やモノの考え方が全体的に「銀行っぽく」なっちゃってます。 つまり、銀行の資金は基本的には「まず絶対に潰れない」対象に
本日午前中に開催されたピク メディア株式会社の臨時株主総会で、社外監査役に選任されました。 (こちらのプレスリリースご参照。) 「日本初、日替りクーポンサイト」の「Piku」は、ある一定人数以上の購入希望者を集めることで、レストランやマッサージなど、いろいろな商品やサービスを、50%引とか場合によっては90%引きといったお得な価格で購入することができるサービスです。 国内・海外からたくさんの資金を調達して急成長する使命を帯びたベンチャー企業なので、社外監査役として気をつけないといけないことも多いと考えておりまして、身の引き締まる思いです。 このビジネスモデル、いわゆる「グルーポン・レース」と呼ばれて、日本でも今非常に盛り上がっておりまして、コンペティターも非常に数多い。 もちろんアメリカでも多数のベンチャー企業が立ち上がってますし、ドイツでは15社くらいが立ち上がって1年くらいで2社くらい
先日、マスコミ業界に詳しい方と話をしていて、なるほど、と思った話。 マスコミの人って、データを全く見ないんですよね。 代理店の人ですら。さすがにマーケの人は別だけど。 例えば、子供向け出版物の売れ行きが落ちている説明として、会議で担当者が、 「少子化が進んでいるので」 なんて説明をしたりするけど、調べてみるとここ数年、実は小学生の数はほぼ横ばいなんですよ。 今やインターネットで政府の統計なんか簡単にタダで調べられるのに、調べない。 データがいくらオープンになって、タダでインターネットで見られるようになっても、見ない人は見ないんじゃないでしょうか。 実際に「学校基本調査」の小学生の在学者数の推移を調べてみますと。 こういうグラフ 図表1.小学生の在学者数の推移(単位:人、平成[年]、出所: 学校基本調査) を見ると確かに「ものすごい勢いで少子化が進んでいてたいへんなことだ」という気にもなりま
ツイッターで、「ぐるなび」と「食べログ」のビジネスモデルの話に遭遇したので、そこで考えたことを、(ツイッターの140文字だとちょっとキツいので)ブログにメモしておきます。 「ぐるなび」は株式会社ぐるなびが、「食べログ」は株式会社カカクコムが運営するサイトで、どちらも飲食店の情報を取り扱っているという意味では似ていますが、「ぐるなび」は、今年3月末の従業員数が1015人もいるように「足」で飲食店と接して営業しているのに対して、食べログの方はユーザーが感想等を書き込むコミュニティサイト(CGM)であり、(ちょっと正確な数字が見つかってませんが)恐らく非常に少ない人数で運営されているのではないかと思います。 (株)ぐるなび:IR資料 http://www.gnavi.co.jp/company/ir/library.html (株)カカクコム:IR・投資家情報 http://corporate.
不勉強にも本日まで全くノーマークでしたが、昨年末に登場した「うごメモはてな」が、なんかものすごいスピードで成長してるようで。 「うちの子供(中1、小5)は、ニンテンドーDSiショップなんてアクセスしてないから、使ってないと思いますよ。」 と断言して家に帰って来たら、ちゃっかりもう使いまくってやんの。 「タダでダウンロードできるアプリがこれだけだったから。」 だそうです。 小5の次男でも、「おおっ!」というようなパラパラまんがを作っててビックリ。 パソコンのお絵描きソフトでこれだけのものを作れるようになるまでには、相当なハードルがあると思うのですが・・・すごいハードルの低さ・・・。 さすがニンテンドーDSi・・・。 今まで、高校生がネット上のコミュニティに参加するのすら物議をかもしていたのに、一挙に小学生レベルまでが参加する大コミュニティが一瞬にしてできあがったというのは、(いいか悪いかの評
(以前書いた番組のご紹介記事はこちら) テレビ版では、私は、「はてなの近藤さんがカネにこだわらないことにびっくりする旧世代のおっさん」、という役どころになっておりましたが、書籍版ではそれ以外のコメントもちゃんと載せていただいてます。 磯崎さんが興味深い指摘をしている。 「近藤さんの考え方というのは、新しい側面があると同時に、昔の起業家のメンタリティと非常にマッチするところもあるんじゃないかなと思います。職人肌というか、昔の日本人って、自分の資産をいかに形成するかということだけを考えていたわけじゃなくて、自分の好きなことをとことんまで追求していた。本田宗一郎さんが、自分の資産を増やしたいと思って会社をおこしたとは思えません。バブルの時期ぐらいからどんどん拝金主義が蔓延していったけれど、一周グルッと回って、それがもとの感覚に戻ってきたという面もあると思います」 (73ページ) 私としてはどちら
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く