リクルートライフスタイル・ネットビジネス本部に、入社3ヶ月でMVPを獲得し、今期からはマネージャーを務める若きエンジニアがいる。 大学在学中の19歳の頃に友人とともに飲食店の経営を始め、Googleでエンジニアインターンを経験。学部生時代から東大の技術補佐員として機械学習の研究に従事していた、甲斐駿介氏(25歳)だ。 入社からわずか2週間で自分主導のプロジェクト起案を行い、Airレジのアクティブ率向上に貢献。現在は、お店の経営アシスタント「Airメイト」のプロダクト責任者を務める。大企業の中でも、リクルートは起業家人材の輩出企業として知られる。そんなリクルートにあっても、甲斐氏の活躍のスピードは異例だ。 若くして将来を嘱望される存在だが、実は大学入学時は授業についていけなかった過去を持つ。名門東京工業大学で“パソコンさえ持っていなかった知識ゼロの劣等生”は、その挫折経験から死に物狂いの努力