AMDはRyzenプロセッサを利用する場合、Windows 11環境で性能低下が起きる事を10月6日にアナウンスしたが、これに対応したパッチの配信がWindows 11の通常チャネルでも始まった。 この問題は2つあり、一つはL3キャッシュのLatencyがWindows 10比で3倍ほどになること、もう一つはCPPC2が優先コアを正しく優先しない事であった。前者についてはMicrosoftが、後者についてはAMDがそれぞれ修正を行う事になっていた。その前者、Windows insiderチャネルにおいては既にパッチがリリースされていたが、日本時間の10月22日にKB5006746の通常チャネルでの配信が始まり、既にインストール可能となっている(Photo01)。 Photo01: インストール後の状況。 一方CPPC2の対応であるが、こちらもAMDより既に入手可能である。同社のドライバダウ