文部科学省が毎日ホームページで公表している各都道府県の「モニタリングポスト」(固定式)で測定された放射線量の数値に各地でばらつきがみられ、線量の高い地域の住民に懸念が広がっている。原因は各都道府県で測定地点の高さなど測定環境が異なるためだが、文科省は8日、従来の測定に加え、各都道府県で高さを統一して測定することを決めた。 これまでのデータによると、関東地方では茨城県だけが近隣県より常時1・5倍から3倍高い。これは茨城県の測定地点が地表から3・5メートルと、東京(18メートル)や栃木(20メートル)などに比べて低いことが影響しているとみられる。放射性物質は地表に落ちるため、地表近くの線量は高くなるのだ。 文科省によると、固定式の調査は平常時と比較することに意味があり、都道府県間での比較を目的としていない。このため「設置場所は地表から10メートル以上」などの指針はあるものの、測定環境は各都道府
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