THE FIRST SLAM DUNK監督：井上雄彦／2022年／日本 びっくりした、すごく良かった〜！ DolbyCinema試写会で鑑賞。新宿バルト9　スクリーン6　席は忘れました。 あらすじ：バスケの試合。 ※ネタバレはありません。 何がネタバレになるのかわからなかったんだけど、今作の主人公の物語そのものがもうネタバレ扱いらしいので、控えめにツイートまとめです。 『THE FIRST SLAM DUNK』観た。ロトスコープかと思った……。漫画うまぬて映画監督も出来るとかすごくないか……なんか、、、すげーなー https://t.co/NlRiAmH5Vd — ナイトウミノワ (@minowa_) December 15, 2022 誤字ィ……。 『THE FIRST SLAM DUNK』流川楓と桜木花道しか知らないくらいの感じで、あと三井という人が「バスケがやりたいです」とか言うはず

ザリガニの鳴くところWhere the Crawdads Sing／監督：オリビア・ニューマン／2022年／アメリカ 孤独であれば、なおのこと TOHOシネマズ新宿　スクリーン6　C-3で鑑賞。原作未読。映画コム見ているときにバナーが目に入って、なんだろう知らないな〜って思ってそこから公式サイトに飛んで興味を持った映画です。 映画『ザリガニの鳴くところ』 11月18日（金）全国の映画館で公開 | オフィシャルサイト あらすじ：湿地で暮らしていました。 ※ネタバレしています。 本文中、ネタバレの前には注意書きをしています。 おすすめ ポイント今までどういう経験をしてきたかで評価が変わりそう。私は泣きました。 『ザリガニの鳴くところ』めちゃくちゃ泣いてしまった……。付き合うなら価値観の合う人じゃないとダメです。胸が痛いよー。DVもだけど、モラハラする人の特徴って共通するのかな デヴィッド・スト

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコThe Electrical Life of Louis Wain／監督：ウィル・シャープ／2021年／イギリス 名前は知らなくても、絵は知っている、あの絵描きの物語。 マスコミ試写で鑑賞。ルイス・ウェインの映画がやるとわかった時点ですごく楽しみにしてました。しかもベネディクト・カンバーバッチでしょ。期待するよね。公開は2022年12月1日。 あらすじ：ルイス・ウェインの生涯。 ※ネタバレはありません。 おすすめ ポイントルイス・ウェインのことを知らなくても観られます。ルイス・ウェインの絵を見たことがない人はいないと思うので、誰にでもおすすめできます。 ルイス・ウェインのことを知らない人にざっくり説明すると、統合失調症の悪化により、ギザギザの猫を描くようになった人ですね。絵を見たら一発でわかると思うので検索して下さい。また、統合失調症は珍しい病気ではなく

そして僕は途方に暮れる監督：三浦大輔／2022年／日本 逃げろ、逃げろ、逃げろ 試写で鑑賞。 Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔くんのことは、今作で初めて知りました。公開は2023年1月13日。 あらすじ：とにかく逃げます。 ※ネタバレはありません。 おすすめ ポイント藤ヶ谷太輔くんの仕上がった演技が良かったですね〜。 主人公である菅原裕一役のKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔くんは、今作の元となった舞台にも主演で出ていたそうで、演技がめちゃくちゃ仕上がってました。特に、セリフがないときの表情がすごくうまかったですね。舞台から引き続き続投ということで、役がきっちり身に入っているんだな〜と。主人公がまじでクズすぎて、まったく共感出来ないんだけど、「ここまでひどくはないが、こういう人いるよなあ」と思わせるかんじも◎。 主人公は、恋人である鈴木里美（前田敦子）のヒモみたいな存在で（前田敦子さんは『も

もっと超越した所へ。監督：山岸聖太／2022年／日本 愛することを大切にできないんじゃないの？ 試写で鑑賞。 私が好きなタイプの映画ではないかな？　と思いつつ、自分から選んで観ることのなさそうな映画を積極的に試写で観るのもいいなと思って観ました。そしたらこれがもう面白くて……。 あらすじ：4組のカップルがいました。 ※ネタバレしています。 本文中、ネタバレの前には注意書きをしています。クライマックスからラストの展開については書いていません。 おすすめ ポイントなんと言っても菊池風磨くんの演技が自然で素晴らしかったです。クライマックスからの怒涛の展開にびっくり。 『#もっと超越した所へ。』試写で鑑賞。クズ男に振り回される4人の女の物語。視聴20分くらいで「これは褒める！」って思った。#菊池風磨 くんの演技がとくによかった。#前田敦子 さんの演技も初めて観たけどよかったな、というか演者さんみん

ドント・ウォーリー・ダーリンDon't Worry Darling／監督：オリビア・ワイルド／2022年／アメリカ おしゃれな悪夢へようこそ 試写で鑑賞。公開は2022年11月11日。 あらすじ：綺麗な街に住んでいます。 ※ネタバレはありません。 おすすめ ポイント視覚効果的に面白みがあることと、音楽がいいですね。フェミニズムと女性のエンパワーメントについて興味がある人にオススメ。 全体的に悪夢というかバッドトリップ感というか、ともかく嫌なことが満載で、不穏な空気も漂いまくっていて。そこへ主演がフローレンス・ピューであるため、『ミッドサマー』（2019年）と比較されそうだなという印象はあります。 ミッドサマー／爆笑必至！　田舎へ行ったら……怖かった！？ | 映画感想 * FRAGILE 舞台は1950年代〜1960年代くらいかな。きれいに整備された街に、夫婦が何組も住んでいます。この物語の

さかなのこ監督：沖田修一／2022年／日本 「好きだ」という気持ちだけで、生きていけるのなら TOHOシネマズ新宿　スクリーン1 I-1で鑑賞。さかなクンをのんさんが演じるということで、よくわからなかったので確かめるために観に行きました。そしたらこれがもう……まさかの泣いた……。 原作は未読。さかなクンが帽子を脱いだ姿が見られます。貴重！ あらすじ：魚が大好き。 ※ネタバレはありません。 おすすめ ポイント魚への愛が溢れていて、それだけでもうやられてしまったよ。帰りに海鮮丼食べた。 『さかなのこ』観た。泣いた。セリフにちょうど良いおかしみがあって、クスクス笑える感じ。キャスティングが謎だったし、子供の頃から女の子がミー坊を演じているので、もしかしてこの映画はさかなクンの性自認を明らかにする意図があったのかなと思ってしまった。さかなクン、ノンバイナリなの？ pic.twitter.com/z

2022年上半期に見た新作映画を面白かった順番に月別でぜんぶ並べてみたよ まず新作からいきます。48本です。 1月スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム／劇場・1月7日カモン カモン／試写・1月30日シルクロード.com ―史上最大の闇サイト―／試写・1月10日さがす／試写・1月2日 『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』は面白かったですね。感想はからめにつけてますが……。『カモン カモン』は、私があまり子供が得意でないため、ずいぶん手がかかるなと思ってしまって感情移入できなかったです。いい映画だとは思います。 2月ウエスト・サイド・ストーリー／劇場・2月28日THE BATMAN ザ・バットマン／試写・2月22日ゴヤの名画と優しい泥棒／試写・2月3日ライフ・ウィズ・ミュージック／試写・2月2日ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード／試写・2月8日家をめぐる3つの物語／Netflix・2月3

LAMB/ラムLamb／監督：バルディミール・ヨハンソン／2021年／アイスランド・スウェーデン・ポーランド 異形の者へ注ぐ愛情について 試写で鑑賞。 A24なので期待しますよね。R15+ですがグロではありません。 あらすじ：妙な子供が産まれます。 ※ネタバレはありません。 予告からわかる以上のことをネタバレ扱いにしています。 おすすめ ポイントどうやって撮っているのかわからないシーンがけっこうあって面白いです。犬注意。 予告が出たときから、「件（くだん）なんじゃない？」とみんな言ってたよね。ホラーではないので、カテゴリを「ファンタジー」にしたんだけど、それもちょっとしっくりこなくて、ジャンル分け難しいなって思った。 子供を亡くした夫婦のもとに産まれてしまった異形の者の物語。寒々しい映像と、淡々とした話運びが印象に残るかんじ。産まれてしまったものがどういう形状になっているか最初はわからない

シン・ウルトラマン監督：樋口真嗣／2022年／日本 『シン・ゴジラ』を偏愛する母が観たいと言うので TOHOシネマズ新宿　スクリーン7　H-15で鑑賞。 あらすじ：禍威獣がやってきた。 ※ネタバレしています。 本文中、ネタバレの前には注意書きをしていません。が、ほとんど内容には触れていません。 おすすめ ポイントこれはウルトラマン好きな人向けかな。私のための映画ではないが特に問題はありません。 私はウルトラマンに興味がないため、公開直後からツイッターで人のネタバレ感想（ふせったー）を軽率に開けて色々な意見を目にしていた。賛否あるが、私のTLではどちらかというと否が多い印象だった。私には関係のない映画だと思っていた。 突然、母からメールが来た。「月末に東京へ行くから『シン・ウルトラマン』を一緒に観よう」という内容だった。母は私以上に映画が好きで、私以上に映画を観ている。田舎に住んでいるため映

トップガン マーヴェリックTop Gun: Maverick／監督：ジョセフ・コジンスキー／2022年／アメリカ 本気のトム・クルーズと本気のジェリー・ブラッカイマーを感じるよ……！ TOHOシネマズ新宿　スクリーン9（Dolby Atmos）P-25で鑑賞。前作『トップガン』（1986年）は一昨日くらいに観たよ。 あらすじ：今度は教官だ！ ※ネタバレはありません。 おすすめ ポイントトム・クルーズが偉人であることを感じる出来ですね。もはや神かもしれない。 公開が延びに延び、劇場で予告を観まくっていたために、観てないのに観た気になっちゃってもういいやと思いかけていたところ、深夜のツイッター（スペース）に今泉健一郎さんがいらしてくださって、褒めてらして、予習要りますよって教えてくださったので、観よ！　ってなって観に行きました。ちょろい。 『トップガン』（1986年）は、良くも悪くも80年代だ

おじいちゃん映画ブログを更新しなくなってから数年が経ちました（IDとパスワードがわからなくなっているからです。 ということで、Twitterで おじいちゃんコメディ映画リストつくりたいです ・カムバック・トゥ・ハリウッド!!（3人組） ・ジーサンズ　はじめての強盗（3人組） ・ミッドナイト・ガイズ（3人組） ・ラスト・ベガス（4人組） ・最高の人生の見つけ方（2人組） ・キング・オブ・シーヴズ（多い） — ナイトウミノワ (@minowa_) May 25, 2022 また聞いてみました。以下まとめていきます。 ※2022年5月26日追記しました。 カムバック・トゥ・ハリウッド!!（2020年） ジーサンズ　はじめての強盗（2017年） ミッドナイト・ガイズ（2012年） ラスト・ベガス（2013年） 最高の人生の見つけ方（2007年） キング・オブ・シーヴズ（2018年） カルテット！人

X エックスX／監督：タイ・ウェスト／2022年／アメリカ ジジイとババアはキモかった！ 試写で鑑賞。A24の新作ホラーということで、かなり期待値高かったです。 あらすじ：田舎の老人が怖い。 ※ネタバレはありません。 おすすめ ポイント『悪魔のいけにえ』（1974年）系が好きな方に。若い子向きだと思う。 A24『X』試写で鑑賞。田舎に行ったら怖かった！　老人が襲ってくるぞ！　というシンプルな話。歳を取ることは多分誰でも怖いんだろうけど、この映画での描き方は観ててしんどかった。ホラーなので、しんどくて正解だと思う。ジャンプスケアがかなり多い。『悪魔のいけにえ』は改めてすごい映画だと思う — ナイトウミノワ (@minowa_) May 11, 2022 『悪魔のいけにえ』（1974年）がなければ生まれなかったであろう映画だと思う。そういう意味で、『悪魔のいけにえ』はすごかったんだな、って書い

死刑にいたる病監督：白石和彌／2022年／日本 君は選ばれた人間なんだよ 新宿バルト9　スクリーン9　N-27で鑑賞。スルー予定でしたがTwitterでの反応が良かったので。原作未読、初白石和彌監督。これ観てよかったから白石和彌監督の他の作品も観てみようと思いました。おすすめあったら教えて下さい。 あらすじ：殺人犯に話を聞きます。 ※ネタバレしています。 本文中、ネタバレの前には注意書きをしています。 おすすめ ポイント原作好きな人からは阿部サダヲじゃないな〜って言われてるみたいだけど、私は原作未読なのですんなり入れました。 ぽろぽろ流れてくるTwitterでの反応がかなり好意的だったので、観ておくかな！　と思って行った。"あの"人間食べ食べカエルさんが、めっちゃ怖いって書いてたっていうのも大きい。食べ食べさんは怖い映画いっぱい観てるから信用できる。で、観て、良かったですね。今年観た邦画の

ハッチング ー孵化ーPahanhautoja／監督：ハンナ・ベルイホルム／2021年／フィンランド オシャレホラーだと思って観に行くと違うものが出てきます ヒューマントラストシネマ渋谷　スクリーン3　F-4で鑑賞。 あらすじ：卵を孵します。 ※ネタバレしています。 本文中、ネタバレの前には注意書きをしています。 おすすめ ポイント子供部屋の内装がかわいいです。犬と鳥が好きな人は注意してください。ゲロシーンがある面白い映画です。 『ハッチング　孵化』観た。オシャレホラーかと思って観に行くと、思ってたのと違う！　ってなると思う。毒親ものです。ジャンプスケアが多いのは気になった。怖くはないよ — ナイトウミノワ (@minowa_) April 16, 2022 グロくないし、怖いところも特にはないので、誰にでも安心しておすすめができるかんじ。ただ、おすすめポイントに書いたが、犬と鳥が好きな人は

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore／監督：デビッド・イェーツ／2022年／アメリカ ちゃんと魔法動物がいっぱい出てきて安心しました TOHOシネマズ新宿　スクリーン9 P-25で鑑賞。 あらすじ：グリンデルバルドが企む。 ※ネタバレしています。 本文中、ネタバレの前には注意書きをしています。クリーデンスについてのネタバレになります。 おすすめ ポイントファンタスティックなビーストがちゃんと出てきてくれて本当に良かったです。 前作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』（2018年）の感想は以下。1作目『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』（2016年）は大好きなんだけど感想は書いてない。 ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生／ニフラーえらい！ニフラーいいこ！

TITANE チタンTitane／監督：ジュリア・デュクルノー／2021年／フランス・ベルギー合作 クルマに性欲を抱く人はいます 新宿バルト9　スクリーン6　N-30で鑑賞。『RAW 少女のめざめ』（2016年）は未見。第74回カンヌ国際映画祭でパルムドール受賞。ジャンルはホラーでいいのかな。 あらすじ：クルマとセックス。 ※ネタバレはありません。 おすすめ ポイント中見出しにもあらすじにもクルマのことを書きましたが、クルマ目当てで行くと違うものを観ることになります。痛いのが大丈夫な人に。 『デス・パフォーマンス: 倒錯と死のアモクジャーナル』という本がある。22年前の本で、ぼかしのない死体の写真が山のように載っているため気軽に人には勧められないが、興味のある人は読んでみてほしい。自慰死、頭蓋貫通、自己去勢と四肢切断愛好、サイキ・アウト（上記のいずれにも当てはまらない特殊な事例）について書

アンビュランスAmbulance／監督：マイケル・ベイ／2022年／アメリカ マイケル・ベイは実に信頼の置ける監督だなあ TOHOシネマズ新宿　スクリーン8 H-2で鑑賞。結構人が入ってましたね。オリジナル『25ミニッツ』（2005年）は未見。 あらすじ：救急車で逃げます。 ※ネタバレはありません。 おすすめ ポイントマイケル・ベイが好きなお友達は全員観に行くよね。これぞベイと言う感じだった。最高ですね。 『アンビュランス』鑑賞。ベイはやっぱり信頼できるな！　ちょこちょこ映画ネタ出てきてクスッとなった。永遠に観ていられるなー。カメラワークがぐるぐるでちょっと眩暈がしそうだったけど、それがベイのいいところだよね。話も簡単だし。気軽に観られる良い映画だよ。後に何も残らなくても良いんだよ — ナイトウミノワ (@minowa_) March 30, 2022 『バッドボーイズ』（1995年）や『

ナイトメア・アリーNightmare Alley／監督：ギレルモ・デル・トロ／2021年／アメリカ 主人公がドクズで最高ですね！ TOHOシネマズ新宿　スクリーン11 I-11で鑑賞。予告は観ていたが、予告からなにもストーリーがわからなかったので、詳しく調べずに行きました。調べなくて正解だったと思います。 あらすじ：読心術で一儲け。 ※ネタバレしています。 本文中、ネタバレの前には注意書きをしています。予告からわかる以上のことはネタバレ扱いにしています。 おすすめ ポイントウィレム・デフォーの胡散臭さが良かった。デフォーはいつでも良いね。ロン・パールマンももっと観たかったな……。 『ナイトメア・アリー』予告からストーリーが全くわからなかったのが良かったかも。見世物小屋の話だとしか知らず観た。主人公がPTバーナムみたいだった。冒頭のシーンで、あー、これは……良くないことが起きるな、と思ってた