『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』富野由悠季監督インタビュー|「素人芸だった」と語る『逆シャア』への反省と、『閃光のハサウェイ』に向けて 『機動戦士ガンダム』の14年後を描いた映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(以下、逆シャア)。1988年に公開された劇場作品である本作ですが、ガンダム40周年の一環プロジェクト『ガンダム映像新体験TOUR』の一環として、Dolby Cinema™(ドルビーシネマ)フォーマットでの上映が決定。 そのメディア向けの試写会にて、『ガンダム』シリーズの生みの親であり、『逆シャア』でも監督を務めた富野由悠季氏にインタビューする機会を得ました。その模様をお届けしていきます。 『ガンダム』再生チームの技術力は世界一 ――本日はよろしくお願いします。 富野由悠季氏(以下、富野):まず最初にお伝えしておきたい。古い映像作品をデジタル化する作業に関しては、『ガンダム』は日