イントロダクション Haxeはマルチプラットフォームに出力できるのが売りの1つですが、プラットフォーム間で非互換の部分を把握していないと落とし穴にはまりかねません。ここでは、Haxeでマルチプラットフォームで動くように文字列を扱う話を書こうと思います。 エンコーディングを理解する まずHaxeの文字列のエンコーディングの話をしましょう。Haxeのドキュメントを読むと、String Encoding - Haxeという記事があるのに気づきます。しかし、実際に読んでみても、いったい何のエンコーディングの話をしているのかがよく分からないと思います。どうもソースファイルのエンコーディングの話と、内部エンコーディングの話がごっちゃになって書かれているようです。(Haxeの場合はさらにHaxeの出力したターゲット言語のソースファイルのエンコーディングも絡んでくるのでややこしいです。) Haxeのソース