前回は,電子メールやインターネットの私的利用(私用メール等)が職務専念義務違反,場合によっては懲戒解雇の問題となることを取り上げました。今回は,これに関連する問題として,モニタリングや利用状況を調査する際の法的な注意点について解説していきます。 従業員のインターネット閲覧や電子メールなどの私的利用を会社が把握するためには,インターネット閲覧の記録となるアクセスログや,電子メールのモニタリング,従業者が使用するパソコンのデータの調査といったことが必要となります。従って,従業員へのモニタリングは私的利用の問題と密接にからんでいます。 もちろん,モニタリングは電子メールやインターネットの私的利用に関連してだけ問題となるものではありません。従業員をモニタリングする方法には,ビデオカメラを通じての監視,電子的な方法としてはアクセスログや電子メールの送受信についての継続的な監視があります。目的には,危
「なぜできない?」は「どうしたらできる?」に変えてみる:「心のスイッチ」で心の状態を変える(2/2 ページ) 「なぜ会議する?」は「会議は意味がない」と思い込んでいるから 例えば月曜日の朝7時半にミーティングがあるとします。 そうすると、「なんでこんな朝早くからミーティングをするんだよ」という問いかけが出てきます。この場合、素朴に「なんでかな?」と思っているわけではないんです。“ミーティングが嫌だ”とか“つまらない”とか“意味がない”という思い込みが含まれているのです。もしかしたら、ちゃんと意味あるミーティングになるかもしれない。 でも過去の経験から、“ああ、あのミーティングだよ”と思い込んでいる。ミーティングが土曜日だったら、「なんで休みの日にミーティングするんだよ」、水曜日の22時だったら「なんでこんな夜遅くにするんだ」となります。これは、本当に「なぜ?」と思っているわけではなくて、“
100年に一度の不況と言われ、経済の先行き不透明感が増すなか、日経コンピュータ12月15日号の特集「ITムダ取り四十八手」で、ITコストの削減策について取りあげた。9人の記者で特別取材班を急きょ結成し、1カ月にも満たない期間で緊急特集をまとめあげた。あれこれ考えるよりもまずは行動、との判断からだ。 各記者は「システム運用」「ネットワークサービス」「制度・法律」「グリーンIT」「マイクロソフト関連技術・サービス」といった得意分野をそれぞれ持つ。企画会議では様々な案が飛び出してきた(写真)。何度もミーティングを開催し、侃々諤々の議論の末「調達」「契約」「運用」「印刷」「通信」の5分野で、48のトピックを厳選した。 ITコストの削減というと、「萎縮する」「やりたいことができなくなる」といった負の側面が強調されがちになる。しかし、それだけではないようだ。コスト削減に向けたIT部門の取り組みは業務改
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く