米Microsoftがブラウザ市場の競争を阻害したという欧州連合(EU)の判断は間違いなく正しい――。Mozilla Foundationのミッチェル・ベイカー会長が、欧州のMicrosoft独禁法問題に関してEU支持のコメントを発表した。 同氏は自身のブログで、Microsoftが競争やWebの革新にもたらしたダメージは明白であり、今も続いていると指摘。Microsoftは反競争的なやり方でInternet Explorer(IE)のシェアを90%以上に押し上げ、独占状態を達成するとブラウザの革新を止めてしまったと批判している。 現在、MozillaのFirefoxブラウザはシェアを伸ばし、IEの独占を切り崩しつつある。だが同氏は、Microsoftの反競争行為によるダメージは続いており、多数の人がほかに選択肢があることも知らずに古いバージョンのIEを使っていると主張している。またEUな