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ブックマーク / blog.unnono.net (3)

  • Statistical Semantics入門の発表をしました

    先週のPFIセミナーで、Statistical Semantics入門という発表をしました。 主に分布仮説をベースにした、単語の意味を文脈の分布で表現する研究を纏めました。 LSIから始まって、PLSI、LDAと続く言語モデル系、NMFなどの行列分解系、そしてNNLM、RNNLMと来て昨年流行したニューラルネット系の3つでまとめるという形をとっています。 あまり専門的になりすぎず、過去からの歴史や流れを踏まえ、一方で実用面や研究テーマのココロ、問題意識を重視するような内容になるように心がけたつもりではあります。 当初、他の「いわゆる意味論」との比較みたいなスライドもあったのですが、変なコト言うと刺されると思ったので消しましたw ところで、応用の観点でこれらの話をどう考えているか、というような点について触れるのを忘れたな、と思ったのでこちらに書いてみます。 基的に私見ですが。 私自身は、単

  • pficommonをちょっとだけ紹介

    報道機関の発表の通り、10/27日に分散オンライン機械学習基盤Jubatusを発表しました。これに関しても書きたいことは山ほどあるのですが、来週Jubatus Workshopがあるので、それまでは秘密です(ウソです、聞かれたら答えます)。 さて、同時に公開されたのがpficommonです。これは、弊社内で使われていた便利ライブラリで、あまりの便利さにこれがないと開発できないため、Jubatusでも使われています(もちろんSedueでも)。そして、Jubatus公開に伴い公開となりました。pficommonは明日からでも使うべきなライブラリなので、先にこちらを紹介します。 pficommonは様々なライブラリからなる、複合的なライブラリです。 今日は個人的にお気に入りの、 xhtml_cgi json の2つを紹介します。 xhtml_cgi 実験用のコードなどを書くと、たくさんログを出力

  • Newton-CG法とは

    先日、@sleepy_yoshiさんがCRFの目的関数の導関数を求める記事を書いていました。ここに便乗して、@yuutatさんたちとやっていたNewton-CG法について解説を書きます。・・・、と思ってたのですが引っ越してから未だにネットにつながらなくてなかなか更新できませんでした。今、マックで書いてますw まず、Newton法のおさらいから。Newton法は、目的関数を2次関数で近似して、その最小値(放物線の頂点)に更新する方法です。2次関数による近似は現在のパラメータx0の周りでテーラー展開すればよいです。 これが最小値を取るのはxで微分した値が0になる時で、それは に更新すればよいことがわかります。xがベクトルの場合も同様で、この場合、1階微分がベクトル(勾配)g、2階微分が行列(ヘシアン)Hになることに気をつけます。 さて、CRFの目的関数に関してこれを適用することを考えます。勾配

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