「ストーカー」といえば、かつて埼玉県の桶川市で発生した「桶川ストーカー事件」を連想する人は少なくないでしょう。執拗な行為がさらにエスカレートし、過失から遂に殺人にまで至ってしまったあの事件は日本中を震撼させ、2000年11月に「ストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)」施行のきっかけにもなりました。 そして、残念ながら、その後もストーカーによる被害、事件は続いているのです。 ちなみに警察庁がまとめた、ここ数年間のストーカー事案の認知件数(2008年3月13日発表)は、 2003年には11,923件、2004年に13,403件、2005年に12,220件、2006年に12,501件、2007年に13,463件となっています。 つまり、ここ数年にわたり、毎年1万2000人~1万3000人以上もの人が、ストーカーに悩まされ、苦しんでいるのです。 こんな「行為」はすべて ストーカー