年金記録改ざん140件で社保職員関与 厚労省調査2008年12月4日12時48分印刷ソーシャルブックマーク 厚生年金の支給額の算定基礎となる標準報酬月額の改ざん問題で、改ざんされた可能性が高い受給者2万人に、社会保険庁が内容の確認を求めたところ、改ざん当時、事業主や役員だった人ら1408人が「記録に誤りがある」と回答した。うち、140人が、社会保険事務所の職員が改ざんに関与したと指摘し、25人は、かかわった職員の名前も挙げたという。 舛添厚生労働相が4日午前開かれた参院厚生労働委員会の答弁で明らかにした。社保庁が、コンピューター管理する厚生年金の記録約1億5千万件の中から、改ざんの可能性が高い記録約6万9千件を抽出。10月から年金受給者本人を訪れて直接説明し、内容の確認を求めてきた。 舛添厚労相によると、11月9日までに2524人から回答を得た。内訳は、事業主1107人、役員568人、従業