ツール・ド・フランスで新たに薬物違反 自転車ロードレースのツール・ド・フランスで、新たに1人が筋肉増強剤のテストステロンに陽性反応を示したと25日、フランスの反ドーピング機関の幹部が明らかにした。この幹部は、違反した選手が誰かは知らないと述べた。 大会は24日、優勝候補アレクサンドル・ビノクロフ(カザフスタン)の血液ドーピング違反が発覚したばかり。多くの出場選手はドーピング違反が続くことに抗議するため、25日の第16ステージはスタート地点にとどまって出走せず、13分遅れでスタートした。 この日のルート近くのスペイン側では小さな爆発も発生。けが人はなかった。 [2007年7月26日4時59分]