家で靴下を脱いで洗濯カゴや洗濯機に入れる時に、裏返っていると「元に戻してから入れなさい!」と母親から怒られたという人もいるのではないでしょうか? しかし、実は、靴下の説明書きには、裏返して洗うことが推奨されていました。 なぜ、裏返して洗濯した方がよいのか? 表向きで洗った場合、靴下の裏には汚れがたくさん残っている。 靴下は袋状なので、中の汚れが外に出にくい。 でも、それだけではない。 表側についた汚れは落ちやすい。 裏側について汚れは落ちにくい。 それはなぜか? 靴下の表側に多く使われる素材には天然繊維が多く、見た目や風合いがよいという特徴がある。 一方、裏側に使われることが多いのは化学繊維。 伸縮性があるので、ずり落ちず履き心地もアップ。 裏側の化学繊維は、繊維が細かく伸縮性のある縮れた糸なので汚れが絡みやすく、洗濯しても落ちづらい。(表側のあぶら汚れなどは、洗剤で落とすことができる。)