【香港=小山謙太郎】2010年にノーベル平和賞を受賞した中国の獄中の民主活動家、劉暁波氏の妻で、夫のノーベル平和賞受賞直後から北京市内の自宅に軟禁されたままの劉霞氏が6日、AP通信の取材に対し「でたらめなことが続いている」と苦境を語った。 同通信は、守衛が昼食で持ち場を離れたすきに家を訪れたという。同通信が配信した映像では、劉暁波氏の写真が飾られた自宅の廊下で涙を流しながら話す劉霞氏の姿が伝えられた。 劉霞氏は「心の準備はしていたが、まさか1年、2年とこんな状況が続くとは思わなかった」と話した。法的根拠無しに軟禁が続いており、「夫が賞をとったら私が外に出られなくなる。こんなおかしなことがありますか」と、時におえつを漏らしながら話した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こち