三菱航空機が開発する国産初のジェット旅客機「スペースジェット」(旧MRJ=三菱リージョナルジェット)の開発がまたもや遅れている。ANAグループへの1号機納入は2020年半ばの予定だが、これに間に合わせられるかはかなり厳しい状況になってきた。 国土交通省や米連邦航空局(FAA)から安全性の証明を得る「型式証明」の取得にいまだに手こずっている。これは本来ならそろそろ取得していなければならない。大きな理由は、追加で投入予定の試験機の製造が遅れているためだ。
三菱航空機が開発する国産初のジェット旅客機「スペースジェット」(旧MRJ=三菱リージョナルジェット)の開発がまたもや遅れている。ANAグループへの1号機納入は2020年半ばの予定だが、これに間に合わせられるかはかなり厳しい状況になってきた。 国土交通省や米連邦航空局(FAA)から安全性の証明を得る「型式証明」の取得にいまだに手こずっている。これは本来ならそろそろ取得していなければならない。大きな理由は、追加で投入予定の試験機の製造が遅れているためだ。
防衛省に入った連絡によると、18日午前11時47分ごろ、航空自衛隊百里基地(茨城県)の滑走路付近で、同基地所属のF4戦闘機の機体から出火した。すぐに鎮火し、乗っていた隊員2人にけがはないという。F4は離陸直前だった。出火の直前、パイロットから管制官に「左脚部分が破損した」と連絡があったという。 一方、茨城県には18日午前、百里基地から「戦闘機に不具合があった」と連絡があった。百里基地は茨城空港との共用施設だが、民間機の運航に影響はないという。
米国で飛行試験をしている三菱航空機のジェット旅客機「MRJ」の一機で22日(日本時間)、二つあるエンジンのうち一つが停止するトラブルがあった。原因は調査中で、乗員7人にけが人はいなかった。 トラブルが起きたのは2号機で、同日午前6時に試験拠点のワシントン州モーゼスレイクを出発。当初はモーゼスレイクに戻る予定だったが、8時35分ごろに機体左側のエンジンが止まり、目的地をオレゴン州のポートランド空港に変更して着陸した。エンジンの一部が破損していたという。 MRJは国から安全性の証明を受けるため、米国で昨年10月から飛行試験をしている。現在は4機が飛んでいるが、今回のトラブルで、全ての飛行試験を止めたという。試験再開の見通しは立っていない。
成都航空での初就航から1ヶ月半2016年6月28日、中国初の国産リージョナルジェット機ARJ21-700(以降、必要ない限りARJと略)が悲願の就航を果たしました。運航したのは成都航空という四川省成都を拠点とする航空会社、路線は成都から上海でした。 就航当初からARJは成都=上海虹橋間で週3便の運航を行っていました。就航から1ヶ月ほどたった8月初旬の時点で存在する機体(試験機除く)は1機のみ(のはず)。新造機はトラブル等で欠航することが多いのですが、Flight Radarで見ると特に大きなトラブルなく運航していることを確認できていました。 もしかしたら行けるかも 就航当初からARJに乗ろうと思っていた僕は、うまく行く予感がし始めました。1機しか納入されていない状態では、トラブル発生時に代替となる機体がないため、やはり慎重になってしまうんですよね。確実に乗ろうと思ったら、2~3機納入され、
東亜建設工業(東京都)が羽田空港滑走路の液状化防止工事で施工データを改ざんした問題で、同社は13日、福岡空港や松山空港の滑走路や誘導路でもデータ改ざんがあったと発表した。国土交通省は同様の工事について20日までに調査するよう同社に指示した。 不正があったのは、大地震の際の液状化を防ぐため地中に薬液を注入し、直径約2メートルの球状の塊をつくる工事。「バルーングラウト工法」という独自の工法が採用された。 福岡空港の滑走路では、2014年の工事で設計で予定した薬液の43%の量しか注入せず、15年の工事でも38%だった。注入の際に路面に隆起やひび割れが生じたためだという。 松山空港の誘導路の14年の工事では予定した薬液の52%しか注入しなかった。近くの道路や路面から薬液の流出があり、計画通りの量を入れられなかった。 羽田空港では、同社が6日に公表した15~16年の工事の施工不良に加え、13年に誘導
「平成28年熊本地震」の航空輸送支援に、米海兵隊が垂直離着陸輸送機「オスプレイ」を派遣。日本の災害支援で同機が投入されるのは、今回が初のケースです。いったいどのように活動するのでしょうか。また、懸念はないのでしょうか。 「オスプレイ」である必要性は乏しい? 2016年4月17日(日)、安部首相は在日米軍から申し入れがあった熊本地震における航空輸送支援について、受諾する旨を明らかにしました。これを受けて、アメリカ海兵隊は普天間基地(沖縄県)よりMV-22B「オスプレイ」垂直離着陸輸送機を4機、岩国基地(山口県)へと派遣。18日中にもさらに4機、増派される予定です。 日本において発生した災害で、「オスプレイ」が派遣されるのはこれが初の事例となりますが、その特性や性能はどのように活かされることが想定されるでしょうか。 2015年4月に発生したネパール地震にも、米海兵隊の「オスプレイ」が派遣された
昨年12月に起こった米兵による少女の誘拐・性的暴行事件について、政府が沖縄県に通知したり公表したりしなかった理由として、今年4月の日米首脳会談を前にこの問題を大きくしたくなかったのではないかという疑いが強まりました。 4月の訪米では、岸田文雄首相は国賓待遇を受け、首脳会談後の日米共同声明では「日米同盟は前例のない高みに到達した」と日米同盟の強化がうたわれました。また岸田首相は米議会で演説し、「日本は米国と共にある」とアピールしました。その一方で、実は岸田首相はこの事件のことを訪米前に把握し、米国側に対して何も言わなかったのかと思うと、日米同盟の在り方について非常にグロテスクなものを感じます。 「日本は米国と共にある」という前に、米国側に対し、あるいは沖縄側に対してもっと言うべき、やるべきことことがあったのではないでしょうか。 日米同盟の基本的な協力関係は、日本側が基地、米国側が米軍を提供す
昨年12月に起こった米兵による少女の誘拐・性的暴行事件について、政府が沖縄県に通知したり公表したりしなかった理由として、今年4月の日米首脳会談を前にこの問題を大きくしたくなかったのではないかという疑いが強まりました。 4月の訪米では、岸田文雄首相は国賓待遇を受け、首脳会談後の日米共同声明では「日米同盟は前例のない高みに到達した」と日米同盟の強化がうたわれました。また岸田首相は米議会で演説し、「日本は米国と共にある」とアピールしました。その一方で、実は岸田首相はこの事件のことを訪米前に把握し、米国側に対して何も言わなかったのかと思うと、日米同盟の在り方について非常にグロテスクなものを感じます。 「日本は米国と共にある」という前に、米国側に対し、あるいは沖縄側に対してもっと言うべき、やるべきことことがあったのではないでしょうか。 日米同盟の基本的な協力関係は、日本側が基地、米国側が米軍を提供す
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く