印刷 関連トピックスイランギリシャ欧州連合(EU) 欧州連合(EU)が23日に開いた加盟27カ国による外相理事会で、イランの核開発疑惑に対する制裁措置として、イラン産原油の域内への禁輸措置を正式に決める。イランへの圧力を強める米国の姿勢に同調した形で、日米欧が制裁強化に向けて足並みをそろえる。 閣僚会議に先立つ大使級協議で合意した。イランとの原油輸入の新規契約はすぐに禁止する。一方で既存の契約に基づく輸入は6月末まで認め、7月1日から禁輸措置を完全実施する。イラン産原油の輸入が多いギリシャやイタリアなどが代替の輸入元を決めるまで、猶予期間が必要となっているためだ。 制裁措置では、核開発につながる資金の流れを締め付けるため、イラン中央銀行の資産に対する凍結措置も決める見通しだ。 購読されている方は、続きをご覧いただけます購読されている方は、以下のような関連記事も読めます。申し込みはこち