飛行機という乗り物 飛行機という乗り物は、「離陸した時点から着陸まで、機内全員が運命共同体という要素がある『命がかかった乗り物』」というところがあると思う。一度離陸したら「密室状態」にもなる。そこでその「運命共同体」から誰を排除するか、という要素が元々存在する乗り物だと思う。 そこで排除される人物としては、常識的に逸脱した行動を取る(と予想される人物)が該当するだろうし、そして、障害のある人が排除される可能性をもつ乗り物だとも思う。 障害者の航空機利用の現状と課題/障害保健福祉研究情報システム(DINF) ここでは現状が障害別に記載されているのだけれど、その上で特記すべきは以下の文章だと思う。 こうした問題を書き出せばきりがないほど、障害者の飛行機利用には課題が山積しています。というのも航空法令や運行規定、整備規定などでは細かな基準がなく、すべて航空会社任せとなっていることに原因があります