展覧会会期が変更となりました。また6月13日(土)のギャラリートーク・オープニングレセプションは延期とさせていただきます。詳細は下記をご覧ください。 ・開館のお知らせ ・新型コロナウィルス感染症予防・感染拡大防止の対策とお願い CCGA現代グラフィックアートセンターは1995年に開館して以来、今日の国内外のグラフィックアートを紹介してきました。2020年に開館25周年を迎えるにあたり、記念展として「共鳴する刻[しるし]―木口木版画の現在地」を開催いたします。 浮世絵に代表される板目木版画が木の幹を縦に割った板材を版木として用いるのに対して、木口木版画は、黄楊(つげ)や椿などの堅い木を輪切りにした面(木口)を版面とし、銅版画用のビュランという鋭利な彫刻刀で彫ることで細密な表現ができる木版画です。 木口木版画は18世紀末にイギリスのトマス・ビュイックにより広められ、活字と組み合わせて書籍や新聞