キヤノンは10日、プライベートイベント「Canon EXPO Tokyo 2010」を東京・品川で開始した。期間は12日まで。このイベントは、ユーザーにキヤノンの製品や新しい技術を紹介するもので、5年ごとに開催されている。会場では、参考出品として数多くが展示されていたので、その一部を紹介する。 印刷の仕上がり具合が確認できる質感シミュレーション 印刷物の仕上がり具合をディスプレイ上で確認できるソフトで、Windows上で動作。観察光源情報(色温度・明るさ・角度)と用紙特性(色・光沢・表面凹凸)を数値化し、印刷の仕上がりをシミュレーションする。現在のところ対応しているのは、アート紙、キャンパス紙、半光沢紙、光沢紙。 紙質による蛍光灯の反射の違いも再現 拡大した場合の質感の違いも確認できる トナーを接着剤代わりに利用する「トナー熱融着システム」 伝票など複数枚がセットになった用紙などを、トナー