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reviewとbookに関するsigのブックマーク (76)

  • 年間500冊読む文芸オタク・書評家が全部で1万円以内で選ぶ、20代のうちに読んでいて心底よかった本10冊|みんなでつくる!暮らしのマネーメディア みんなのマネ活

    こんにちは、書評家の三宅香帆です。 2024年現在、30歳の私は、年間約500冊のを読んで生活しています。今回は、自分が20代のうちに読んでおいて良かったを紹介します! 選定条件は「トータルの金額が1万円以内」であることのみ。ジャンルや出版年は関係なし。その中で、ただただ私が「このは20代のうちに読めて良かったな」と感じたを選びました。 例えば高価なものを買う時に「早く買っておいたほうが、日割りで計算するとお得になる!」なんて言ったりしますよね。それと同じように、私はを読むことに関しても「早く読んでおいたほうが、後々の人生へのプラスの影響を考えると、コスパが良いよ!」なんて思います。 今20代の方だけでなく、これから20代になる方にも、そしてそんな方が周りにいる方の参考にもなったら嬉しいです!

    年間500冊読む文芸オタク・書評家が全部で1万円以内で選ぶ、20代のうちに読んでいて心底よかった本10冊|みんなでつくる!暮らしのマネーメディア みんなのマネ活
  • 「課題解決」するなら思考する順番を意識したいよね、の話。 - フジイユウジ::ドットネット

    今日は「課題解決」をするためには思考する順番を意識することが大切だよねという話を書きます。 例として開発を例えに出していますが、他の仕事でもプライベートでもありとあらゆる場面で使えるんじゃないかなと思います。 「◯◯のように改善してください」 チームメンバーからプロダクトの機能追加や改修を依頼されるときに「具体的な機能として修正内容を伝えられる」ことがあります。 「なぜその機能が必要だと考えたのか」とヒアリングしてみると、困っている事があって解決したいからだということが出てくる。さらに、どんな課題であるのか、その背景にはどんな前提条件があるのか……と深掘りしていくと、実は当初言っていた「◯◯のように機能改修」を実施しても表面的な部分しか解決できず、来解決したかった問題が悪化したり、それどころか別の課題をも増やすということがわかる……こういうの、珍しいことではなく、この手の仕事しているとよ

    「課題解決」するなら思考する順番を意識したいよね、の話。 - フジイユウジ::ドットネット
  • 書評 「なぜヒトだけが言語を話せるのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    なぜヒトだけが言葉を話せるのか: コミュニケーションから探る言語の起源と進化 作者:トム・スコット=フィリップス東京大学出版会Amazon 書は認知と文化が専門の認知科学者,心理学者であるトム・スコット=フィリップス*1によるヒトの言語の進化と起源に関する一冊.ヒトの言語の進化的起源については,霊長類などの信号システムとの連続性を前提に,再帰的構造を重視する議論*2が主流だが,書においては,ヒトの言語と霊長類の信号システムとの非連続性を強調し,語用論の重要性を正面から採り上げる独自の議論が説得的に主張されていて,とても興味深い書物になっている.原題は「Speaking Our Minds: Why human communication is different, and how language evolved to make it special」 第1章 コミュニケーションへの2

    書評 「なぜヒトだけが言語を話せるのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 高齢者向けサービスにおけるUIデザイン|『高齢者のためのユーザインタフェースデザイン』の書評

    現在、業・副業ともにWEBデザイナーとしてデザイン・コーディングをしているゆるけーです。 業で携わっているWEBサービスが割と高齢者向けのサービスで、ITリテラシーやUIが今の自分と考え方が異なるよなーと思っているなか、『高齢者のためのユーザインタフェースデザイン』という書籍に出会いました。 高齢者関係なく普通にアクセシビリティの観点でも重要な視点がたくさんあり、とてもいい書籍だったので、ざっくり大事だと思った箇所を抜粋しつつ自分で探した事例等をざっと記事にまとめていきますー。 視覚 高齢者になると視力が低下する傾向があります。ただ、視力の低下=フォントを大きくするだけではありません。 視力の低下は老眼や光覚の減少などより複雑です。 主な視力の低下の具体例は以下のような点。 老眼:近く・遠くのものの焦点が合わない 周辺視野のぼやけ:画面の端に気づきにくい 中心視野の損失:画面の中央が暗

    高齢者向けサービスにおけるUIデザイン|『高齢者のためのユーザインタフェースデザイン』の書評
  • 「リーダーの作法」マネジメントに限らず、エンジニアとして仕事の作法について書かれた良書

    2022-08-08 リーダーの作法 ささいなことをていねいにを読み終えた。 著者は Netscape でマネージャー、Apple でディレクター、Slack でエグゼクティブを経験した Michael Lopp さんで、過去にBeing Geek や Managing Humans を書かれている。 翻訳の質も非常に高く、楽しく読めた。1 そんなにマネジメント関係を読んでいるわけではないが、HITH OUTPUT MANAGEMENT や、エンジニアのためのマネジメントキャリアパス ―テックリードから CTO までマネジメントスキル向上ガイド 同じくらい良い書籍で、学びや共感を多く感じた。 自分はマネジメントのポジションについたことはないが、仕事をしていくなかでマネジメント関係のソフトスキルや複数人でどうやってうまくリーダシップを発揮して、大きい問題を解決するかに興味があるので、良い書籍

    「リーダーの作法」マネジメントに限らず、エンジニアとして仕事の作法について書かれた良書
  • 『進化思考』における間違った進化理解の解説: かめふじハカセの本草学研究室

    屋で表紙を見かけたときにちょっと気になったものの、「たぶん進化生物学的に見るところはないだろう」と思いスルーしていた1冊に太刀川英輔(著)『進化思考』があった。その後、そんなが出版されたことはすっかり忘れていたのだが、TL上に「『進化思考』批判」という学会発表の動画が流れてきた(『進化思考』批判 日デザイン学会第69回春季研究発表大会)。なんだこりゃ、と思いその動画を見てみたのだが、どうやら思っていた通り進化生物学的にはまったく見るところのないトンデモであることが説明されていた。 このままスルーしてもよかったのだけど、著者の太刀川英輔という人物はデザインの世界では著名な人らしい。デザインの世界に進むであろう学生も多く在籍する某美大で『生態学』の講義を非常勤で請け負っている手前、このを無視してはいけないのではないかと思い、古で購入して読んでみた。その結果、思っていた以上にマズい

  • エクスペリエンス・ビジョン - 01_Reading 大人の読書

    読みました。大変な意欲作です。 エクスペリエンス・ビジョン: ユーザーを見つめてうれしい体験を企画するビジョン提案型デザイン手法 作者: 山崎和彦,上田義弘,高橋克実,早川誠二,郷健太郎,柳田宏治出版社/メーカー: 丸善出版発売日: 2012/07/13メディア: ムック購入: 3人 クリック: 33回この商品を含むブログ (3件) を見るそもそもエクスペリエンス・ビジョンって何?ということかと思います。 乱暴に言うと、ビジネスモデルキャンバス+HCD+デザイン思考+UXPMBOKみたいな概念でしょうか。全部入りです。 もうデザイン手法の領域ではありません、概念? これだけのことを理解し、身につけることは人として可能なのでしょうか。 このプラス数十冊の、さらに各専門家からの講義+ワークショップを数十〜数百時間以上こなさないと理解できないかと。 あまりにも大きなテーマすぎて、到底自分の

    エクスペリエンス・ビジョン - 01_Reading 大人の読書
  • 空前絶後の傑作SF「三体」3部作を読んだ。 - ぜぜ日記

    劉慈欣先生ありがとうございます。太谢谢你了。翻訳者のみなさまありがとうございます。 三体を生んだ文化、読める文化、これまでの人生すべてに感謝。 ※ 記事では、前半にはネタバレはありません。後半、空白で区切ってネタバレ感想を書いているのでご注意ください(追記) 三体 作者:劉 慈欣早川書房Amazon もうすごすぎる。 2019年ごろに噂を聞いて紙で1巻を買って、文化大革命からはじまるところに面らって、魅力的なキャラクターやVRや突飛なガジェットがおもしろいな、と思いつつも2巻以降は手に取らずに、1巻を当時中学生だった末弟に譲っていたきりだったんだけれど、この年末年始に帰省したところ、三体IIIまでそろっていて2歳下の弟と高校生になった弟が三体の話で盛り上がって絶賛していたのでkindleでポチって、かなりの勢いで読んでしまった。 この感動を多くの人に味わってほしい。ある種のファーストコ

    空前絶後の傑作SF「三体」3部作を読んだ。 - ぜぜ日記
  • 書籍「UXデザインの法則 ――最高のプロダクトとサービスを支える心理学」|久下玄

    どんな人向け?UI/UXデザイナーのみならず、工業デザイナーやグラフィックデザイナーなど、「人が関わる情報設計・インタラクションに関する仕事をし、かつ他者を説得するシーンが頻繁にある人」におすすめのです。 どんな内容か書はLaws of UXというウェブサイトの中からいくつかのトピックをまとめたUXデザイン業務における、定量・定性データの不在やクライアント説得のハードルに課題感を持ってたBoom SupersonicのデザイナーであるJon Yablonski 氏が著者で、日語訳はリクルート所属のデジタルプロダクトデザインに携わるチームが行っています。 実際のデジタルプロダクトデザインに携わっている方達が翻訳しているので、非常に読みやすい訳書となっています。 内容は、10個の心理学的法則の抜粋と紹介。そして2章のコラムといった構成です。目次は以下。 日の読者へ はじめに CH

    書籍「UXデザインの法則 ――最高のプロダクトとサービスを支える心理学」|久下玄
  • 教科書頻出の『山月記』って、自意識高い「こじらせ男子」の話だったの!?有名進学塾の国語教師が、「有名すぎる文学作品」のトリセツを伝授 - honto+

    エリート官僚である職を手放し、詩人を目指すも挫折 [あらすじ] 主人公の李徴(りちょう)は、若くして高い位につく役人。つまりはエリート官僚です。もともと人づき合いが苦手で、上司に使われるくらいなら詩人になって名を残してやろうと考えるタイプです。 そんな人なので、役場の他社との関係に苦しみ、そして李徴は職場を辞します。今で言うフリーランスになるわけです。しかし数年後、自分の才能に絶望し、再び職場へと戻ります。彼が離職していた間に、かつての同僚たちはみな出世していました。そのため、馬鹿にしてまともに相手すらしなかった連中の命令に従わなければならない生活が始まります。 そして一年後… 彼は、出張先で発狂してしまったのでした。 [読み取り方] 『山月記』の冒頭は、このように始まります。李徴(りちょう)が悲劇的に描かれますが、この人物の「今いる位置より少し前に進みたい」という思いは決して悪いことでは

    教科書頻出の『山月記』って、自意識高い「こじらせ男子」の話だったの!?有名進学塾の国語教師が、「有名すぎる文学作品」のトリセツを伝授 - honto+
  • シン・ニホン。。。 | 石倉洋子の公式ウェブサイト

  • 『社会心理学講義』by 出口 治明 - HONZ

    ど真ん中の直球を投げられた。これはもう振り切るしかないと念じて、必死でバットを振り抜いた。どうにか当たることは当たったのだが、想像を絶するほどの、とてつもなく重いボールだった。例えてみれば、こんな感じだろうか。 冒頭から著者の挑戦状が、読者に叩きつけられる。書は、社会心理学を俯瞰する教科書ではない、と。人間をどう捉えるか、願いはそれだけだ、と。生物や社会を支える根原理は同一性と変化であるが、この2つの相は互いに矛盾する。あるシステムが同一性を保てば変化できないし、変化すれば同一性は破られる。同一性を維持しながら変化するシステムは、どのように可能なのか、と著者は問いかける。このテーマを軸として、フェスティンガーとモスコヴィッシという2人の先達の発想を学びつつ、読者は深くて溟い森の奥に導かれることになるのだ。 全ての学問(科学)は、常識を疑うところから始まるが、書のページを捲る度に、私た

    『社会心理学講義』by 出口 治明 - HONZ
  • 『イシューからはじめよ』をまとめてみた - Coming soon...

    安宅和人『イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな質」』を読了したので、要点をまとめてみました。 著者のマッキンゼー&大学での研究の経験を基にした内容でしたが、 問題設定→仮説立て→調査→分析→他人への伝達 というフローで仕事や研究をしている人には参考になる点が多いかと思います。 元になった著者のブログ記事 http://d.hatena.ne.jp/kaz_ataka/20081018/1224287687 ↑書が書かれるきっかけとなった記事です。 書の核の部分を掴みたいという方はこちらも是非ご覧になってください。 イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな質」 作者: 安宅和人出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2010/11/24メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 48人 クリック: 660回この商品を含むブログ (145件) を見る 目次 はじめに 優れた

    『イシューからはじめよ』をまとめてみた - Coming soon...
  • 「イシューからはじめよ」が名著すぎるのでまとめてみた。 - ジャストアモーメント

    「イシューからはじめよ」安宅和人著が 名著中の名著で問題解決を生業としている人には必読の一冊です。 なんとなく自分の中で行っていたプロセスがくっきり、はっきりシンプルに纏められています。 そして、なにより更に精度が上がること間違いなしです。自分の血肉化として行きたいのでアウトプットすると同時に自分の言葉で更にまとめてみます。 問題解決を生業とするならまさに教科書、聖書になるのではと思えるほどです。 ほんとにオススメ。 それではまとめていきます。 まずはじめに 今回のおおまかなまとめを先に出しておきます。 1.まず、重要なイシューを見つける 2.イシューを細かく分解してサブイシューの集まりにする 3.サブイシューにそれぞれの仮説を立てる 4.それぞれの仮説を裏づけるフレームワークを用意する 5.それをストーリーに落とし込む ▪️そもそも、イシューとはなにか? 「問題解決するための課題」のこと

    「イシューからはじめよ」が名著すぎるのでまとめてみた。 - ジャストアモーメント
  • はじめに&本の考え方(序章)|『イシューからはじめよ』読書メモ #1 - Liberal Art’s diary

    ビジネスについては以前グロービスMBAキーワードの基フレームワーク50を取り扱ったのですが、もう何冊か読んでみたくなったので今回から「イシューからはじめよ」について読書メモをまとめていければと思います。 イシューからはじめよ|書籍|英治出版 の選定理由としては、以前一度話題になったのですが読んでいなかったので改めて読んでみれればということで選んでみました。 基的には章単位でまとめていければと思います。 #1でははじめにと序章がどちらも導入(イントロダクション)なので、まとめて取り扱います。 以下目次になります。 1. はじめに(優れた知的生産に共通すること) 2. の考え方(序章) 3. まとめ 1. はじめに(優れた知的生産に共通すること) ・の内容の要約 はじめにとしては「優れた知的生産に共通すること」についてまとまっています。 「圧倒的に生産性の高い人」の共通点について着

    はじめに&本の考え方(序章)|『イシューからはじめよ』読書メモ #1 - Liberal Art’s diary
  • 根性に逃げるな!【読書録】イシューからはじめよ〜知的生産のシンプルな本質〜 - なすが食べられるようになりました。

    ずっと前に上司から借りて何度か読み直している。 自分の中では仕事を進める上での大切な教科書の一つとなっています。 リンク 今回、ブログを始めたこともあり、ブログにまとめることにしました。 自分の中で特に役立っている考え方が、この4つ。 1.<悩む>と<考える>は異なり、悩むことに意味はない。 2.「バリューのある仕事」=「イシュー度」と「解の質」が両方高いことである。 3.イシューから始めるアプローチ 4.ストーリーラインの組み立て方 1.<悩む>と<考える>は異なり、悩むことに意味はない。 ・「悩む」=「答えが出ない」という前提のもとに、「考えるフリ」をすること。 ・「考える」=「答えが出る」という前提のもとに、建設的に考えを組み立てること。 仕事で答えが出ない時に、ふと振り返って悩んでないかな?って思うようにしている。 また、新しい事業のさいの上司からの質問でも、答えが出せるものなの

    根性に逃げるな!【読書録】イシューからはじめよ〜知的生産のシンプルな本質〜 - なすが食べられるようになりました。
  • イシューからはじめよ【書評】悩むのは思考停止、考えよう。|Yatsuka

  • イシューからはじめよ - ENMT.INFO

    悩んでいた去年の夏頃でしたでしょうか、イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな質」を偶然会社の棚で手に取り、読みました。もちろん、有名ななので前から知っていたのですが、わず嫌いと言いますか。 仕事とは問題解決の連続ではありますが、最も難しいのは解決方法を作ることではなく、当の問題は何か?という設定にあります。このはイシューを見極めるという、問題の見立ての技術を明らかにしています。ロジカルシンキングコンサルといった類の中ではかなり質をついており、独自の切り口だと思います。 読んでからというもの、仕事の進め方をよりコンパクトに出来るようになったと感じています。 要約メモ 仕事の価値 =イシュー度が高いか×解の質 イシュー度が高い =当に解決すべき課題 =白黒はっきりしていない、質的な問い 解の質 =どこまで明確に答えを出せているか 多くの場合、解の質にはこだわるが、

    イシューからはじめよ - ENMT.INFO
  • 『デザインマネジメント』読書メモ:経営とデザインについて示唆に富んだ本。

    メインの著者は田子學氏。東芝デザインセンター、リアル・フリートを経てエムテドを起業されています。 この、僕が普段漠然と考えていることがズバズバッと言語化されていて、読んでいて非常に共感できる内容でした。 また、共著者の橋口寛氏による「経営から読み解くデザイン」も興味深く、デザイナーの視野を広げてくれる内容です。 以下、印象に残った所をメモしつつ、一デザイナーとしてのコメントを併記しました。少しでも共感できる内容がありましたら、ぜひ原著をお手に取ってみてください。 『デザインマネジメント』メモ デザインマネジメント=一気通貫のデザイン デザインマネジメントとは、「一気通貫のデザインでプロジェクトを戦略的にマネジメントすること (p.32 田子學氏) 一気通貫、というのが大事なキーワードです。 僕は完全な縦割り組織の中でUIデザインをメイン業務としていますが、例えばコミュニケーションデザイン

    『デザインマネジメント』読書メモ:経営とデザインについて示唆に富んだ本。
  • 『日本の工芸を元気にする!』(東洋経済新報社) - 著者:中川 政七 - 楠木 建による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    著者:中川 政七出版社:東洋経済新報社装丁:単行(254ページ)発売日:2017-02-24 ISBN-10:4492502874 ISBN-13:978-4492502877 行政の助成に頼らず工芸大国をつくる方法稼ぐ力の源泉には大別して二つある。一つは外部環境がもたらすオポチュニティー(機会)、もう一つは企業が自ら内部でつくる価値のクオリティー(質)である。どちらに軸足を置くかでオポチュニティー企業とクオリティー企業に分かれる。 オポチュニティー企業は、外部環境から生まれる商機をいかに早く強い握力で捉えるかが勝負になる。高度成長を謳歌(おうか)している新興国では、オポチュニティー企業が表舞台に出てくる。 しかし、成長期は永続しない。経済が成熟するにつれて、稼ぐ力の源泉は、企業内部でつくり込む独自価値へとシフトしていく。立ち位置を明確に設定し、一貫した戦略ストーリーを持ち、競合他社と差

    『日本の工芸を元気にする!』(東洋経済新報社) - 著者:中川 政七 - 楠木 建による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS