婚活サイトなどを悪用し、マンションなどを購入させる新手のデート商法が急増している。7日、マンションを買った男女11人が損害賠償を求めた裁判が始まった。どのようにマンションを勧めたのか、恋愛感情につけこまれたという勧誘方法とは―。 私たちが取材した37歳の会社員の男性が見せてくれたのは、投資用マンションの書類だ。 被害男性「実際購入したマンションの詳細が書かれている」 インターネットの婚活サイトで知り合った女性に勧められたという。女性が購入を勧めたのは東京・足立区のマンションで、他人に貸すことで家賃収入が定期的に得られるとの説明だった。男性は、東京スカイツリーが見える1Kのマンションを約2800万円で購入したという。ところが…。 被害男性「間違いなくそういう商法に引っ掛かったんだって感じですね」 男性は、後日、その女性がマンションの勧誘業者だと知ったのだ。男性は7日、裁判の原告に名を連ねてい