東京オリンピック・パラリンピックで、濃厚接触者と認定された選手も、一定の条件を満たせば試合に出場できる規定が設けられることがわかった。 関係者によると、東京大会に出場する選手が新型コロナウイルス陽性者との濃厚接触者と認定された場合、本人の陰性を医師が確認したうえで、競技団体などが慎重に判断し、試合への出場を認める方向だという。 28日に公表されるコロナ対策などをまとめたプレーブックの第2版に盛り込むことで調整している。 IOC(国際オリンピック委員会)とIPC(国際パラリンピック委員会)、政府と組織委員会、東京都は、28日午後、オンライン形式の5者会談を開くが、観客の上限については、具体的な数値の目安は示さず、6月までに判断する方向。