Windows Server 2008 R2で強化された機能の1つがリモートデスクトップだ。リモートデスクトップで何ができるのか、6月10日に行なわれた説明会の資料を見ながら、機能を探っていこう。 ターミナルからリモートへ リモートデスクトップは、サーバ上で実行しているWindowsのデスクトップにネットワーク経由でアクセスする機能だ。接続する側のクライアントはWindowsに標準で付属しており、接続を受け付ける側のサーバはWindows XP ProfessionalやVistaの企業向けエディションとWindows Serverに搭載されている。Windows Server 2008まで、Windows Server版のサーバ機能は「ターミナルサービス」と呼ばれてきたが、Windows Server 2008 R2では「リモートデスクトップサービス」と名称変更される。