市販薬のインターネット販売が解禁され、薬が簡単に購入できるようになるなか、かぜ薬や痛み止めなどの市販薬でも、まれに重い副作用が起きるケースがあるとして、消費者庁は、異常を感じたら、すぐに医師に相談することなど注意を呼びかけました。 副作用の報告のうち症状が重いのは、スティーブンス・ジョンソン症候群と呼ばれる高熱が出て皮膚が赤くなり、視力が低下するものや、だるさや吐き気が続いて肝障害に至るケースなどです。 いずれもかぜ薬や解熱剤、痛み止めなど、市販されている医薬品を飲むことで起きているということで、対処や治療が早いほど重症化を防ぐことができるということです。 このため、消費者庁は、医薬品を利用して異常を感じたら、すぐに服用をやめて医師に相談することや、医薬品を購入するときは、アレルギーや持病などについて、薬剤師とよく相談するよう注意を呼びかけました。 また、医薬品を販売する事業者の業界団体に