「料理界の天才」にして怪物、マルコ・ピエール・ホワイト。16歳の時、「7.36ポンドと本の入った箱と洋服を入れた服を持って」ロンドンに向かったのがすべての始まりだった。 1987年、26歳でロンドンに最初のレストランをオープンするやいなや、ミシュランの星を獲得。33歳、当時最年少でミシュラン3つ星を獲得。これはイギリスにもたらされた初の3つ星だった。 そして1999年、ミシュランの星を突如返上。調理場を去り、レストラン経営の道へ。「L’Escargot」(「ベスト・フレンチレストラン・イン・ロンドン」に選ばれる)や「Mirabelle」(ミシュラン1つ星獲得)など数々の一流レストランの経営で、その名を改めてとどろかせる。 かたや、ファストフードの「マクドナルド」について「多くの下手なレストランよりもはるかに優秀」と絶賛するコメントを発表して話題を呼ぶなど、変わらず、食の世界の風雲児でもある