米海兵隊は5日、岩国基地(山口県岩国市)を市民に開放する「フレンドシップデー」を開き、F16戦闘機が滑走路スレスレを高速通過する「ローパス」や垂直上昇などを披露した。 航空機のデモンストレーション飛行では、米主力戦闘機の一つであるF16戦闘機が高速旋回や背面飛行、一回転などその飛行性能をアピール。大きなジェットエンジン音を響かせながら岩国の空を舞った。 垂直離着陸輸送機MV22オスプレイは滑走路から垂直に離陸し、低空でホバリングしながら方向を変えるなどの特性を披露した。 また今年退役予定の海上自衛隊の救難飛行艇「US-1A」もデモンストレーション飛行に参加。US-1Aが海上着水時に使う低速飛行などの能力をみせた。 岩国基地の会場には家族で参加する人も多く、世界トップクラスの性能や技術レベルを誇る米軍の装備品を楽しんだ。 また、フレンドシップデーは海上自衛隊と米海兵隊の共催で、緊密な協力関係