電球といえば、創業者の松下幸之助が創業の製品として製造した「アタッチメントプラグ」や「2灯用差し込みプラグ」とともに、パナソニックを代表する製品として有名だ。1923年(大正12年)に誕生した自転車用の電池式「砲弾型ランプ」は、国民に長く親しまれた「ナショナル」ブランドが生まれるきっかけにもなった。そんなパナソニックのDNAともいえる事業の延長にある「LED電球」の年間販売台数のベンダー別シェアで、ついにアイリスオーヤマがパナソニックを抜いて首位になった。 全国の主要家電量販店・ネットショップのPOSデータを集計した「BCNランキング」の2018年暦年における「LED電球・蛍光灯」カテゴリで、アイリスオーヤマが31.9%で1位になり、年間販売台数No.1ベンダーを称える「BCN AWARD 2019」を獲得。2位のパナソニックとは、わずか0.9ポイントという僅差での勝利だった。3位は東芝ラ