ブックマーク / akirin2274.hatenablog.com (4)

  • 「マークスマン」 (2021年) リーアム版クライ・マッチョ? - あきりんの映画生活

    2021年 アメリカ 108分 監督:ロバート・ローレンツ 出演:リーアム・ニーソン 孤独な初老男と少年の逃避行。 ★★☆ 愛するに先立たれたジム(リーアム・ニーソン)は、メキシコとの国境近くの農場で孤独な生活をしていた。 そんなジムは、ある日、国境を越えてきたメキシコ人親子の母親が追手の銃弾に倒れるところに遭遇する。 追手は麻薬カルテルの一味だったのだ。 そしてジムは、息を引き取る直前の母親に、11歳の息子ミゲルをシカゴに住む親類のもとに送り届けてほしいと頼まれる。 う~ん、困ったな。 タイトルの「マークスマン」とは射撃が上手な人を指す言葉。 アメリカでは、陸軍や海兵隊、警察で射撃が上手な人にその技量を認定するバッジを与えるとのこと。 というわけで、元海兵隊の狙撃兵だったジムも狙撃の名手だったわけだ。 頑固で孤独な初老男と、家族を失ったメキシコ人少年のロード・ムービー。 彼らを追ってく

    「マークスマン」 (2021年) リーアム版クライ・マッチョ? - あきりんの映画生活
  • 「バイス」 (2018年) - あきりんの映画生活

    2018年 アメリカ 132分 監督:アダム・マッケイ 出演:クリスチャン・ベイル、 スティーブ・カレル、 エイミー・アダムス 実録伝記物。 ★★☆ この映画の前に「記者たち」を観た。 アメリカのイラク侵攻がねつ造された根拠によるものだったという、ときの政権の嘘を暴いた内用だった。 作は、その政権時に副大統領だった人物の伝記物。 我が国でディック・チェイニーの名前を覚えている人は少ないのではないだろうか。 しかし、人もあまり自分のことは語らなかったらしい。 だからこの映画のどこまでが真実かは判らないのだが、かなりの遣り手であったことは確かなようだ。 それもアメリカ社会を手玉にとるような、かなり危ない方面で・・・。 若かった頃のチェイニー(クリスチャン・ベイル)はどうしようもないダメ青年。 そんな彼を目覚めさせ、あれよあれよと成功者の道を歩ませたのは、なんといってものちの奥さんのリン(エ

    「バイス」 (2018年) - あきりんの映画生活
  • 「アルカディア」 (2017年) - あきりんの映画生活

    2017年 アメリカ 117分 監督:アーロン・ムーアヘッド 出演:アーロン・ムーアヘッド カルト団体、そしてオカルト? ★★★☆ 幼い頃に自給自足の村“アルカディア”で育った兄弟。 そこはカルト集団の村のようだったのだが、2人は10年前にそこから脱走してきたのだった。 今は街で暮らす二人だが、どうも世間とは馴染めない。 そんなときにビデオテープが送られてくる。 そこには村で一緒に育った女性が映っていて、村人は全員「昇天」したと言う。 昇天とは集団自殺のことか? 兄は集団自殺から逃げるために村を脱走したのだと言う。 弟はもう一度だけ村を訪れてみようと言いはじめる。 始めは反対していた兄も、一泊するだけだぞということで了承する。 で、二人が村を訪れると、10年前と少しも変わらない村人たちは優しく二人を迎えいれてくれる。 ”アルカディア”というのは、一般的には理想郷をあらわすようだ。 では、こ

    「アルカディア」 (2017年) - あきりんの映画生活
  • 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」 (2017年) - あきりんの映画生活

    2017年 日 129分 監督:広木隆一 出演:西田敏行、 山田涼介、 尾野真千子 時間が交差するファンタジー。 ★★ 東野圭吾の同名小説映画化。 彼の小説はいくつも映画化されている。「容疑者Xの献身」や「麒麟の翼」、「天空の蜂」などは好い映画になっていた。 この作品も少なからぬ期待で観たのだが、あれ、こんな映画になった? 2012年のある夜、盗みのあと廃屋に逃げ込んだ幼なじみ3人、敦也、翔太、幸平。 すると店のシャッターの郵便口から一通の手紙が落ちてくる。 その手紙は悩み相談の内容で、その日付は1980年だった。これは? この映画では、かつて店主(西田敏行)悩み相談に応じていた“ナミヤ雑貨店”を舞台に、時空が交差する。 3人の若者はそれぞれに不幸な家庭事情からある施設で育ったのだが、その施設に関わっていくことになる人々からの32年前の相談の手紙。 3人は、はじめは面白半分に、やがて真

    「ナミヤ雑貨店の奇蹟」 (2017年) - あきりんの映画生活
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