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松本市大手の映画館「エンギザ」が、27日の上映を最後に閉館した。大正時代に映画常設館「演技座」として創業した老舗で、映画館でにぎわった市中心部の最後の映画館だった。帝国データバンク松本支店や弁護士事務所によると、経営する平形興行(松本市)が28日付で事業を停止、自己破産申請の準備に入った。街中から映画館の明かりが消え、惜しむ声が出ている。 同支店によると、負債額は判明している分で約5億3千万円。関連会社の松本東映(同)も自己破産申請の準備に入った。 エンギザの現在の建物は1997年の完成で、五つのスクリーンで上映。だが、2008年には松本市高宮中に県内最大級のシネコンが開業、競争に拍車がかかった。同支店によると、2002年3月期に売上高3億3千万円を計上したが、09年3月期は約2億円に減少していたという。 28日は、入り口に閉鎖を知らせる告知文が張られていた。閉館を謝罪しつつ「90有
平形興行(大手4)が運営していた同館。27日までは通常通りに営業を行っていたが、その後、同館入口には「閉館のお詫びとお知らせ」の張り紙が。「事前の告知もなく突然の閉館となってしまい、お客様へ多大なるご迷惑をお掛けしたことをここに深くお詫び申し上げます」と突然の閉館を詫びる文章が掲出されている。 90年以上の歴史を持ち、「街の映画館」として親しまれていた同館。松本市街の映画館は2000年ごろから閉館が相次ぎ、2008年10月24日には「テアトル銀映」、11月14日には同社が運営していた「上土シネマ」が閉館している。「上土シネマ」閉館時の取材に応じた同社支配人の平形友宏さんは、最新の設備がそろうシネコンが開業する中で、「街の映画館」が消えゆく現状や存続への思いを口にしていた。 張り紙は「開館より90有余年、とてもとても沢山のお客様にお越し頂き、映画の上映を続けることができたことを心より感謝いた
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