日本の憲政史上で在職期間が最長の首相となった安倍晋三が、潰瘍性大腸炎で辞任する。安倍のレガシーは、経済的により強く、社会的によりリベラルな日本だ。 安倍晋三が2012年の終わりに政権をとったとき、私は極めて懐疑的だった。 2000年代半ば、短命に終わった冴えない第一次政権を見れば、日本の低迷する経済と不平等な社会という困難に安倍がうまく対処できるとは思えなかった。安倍が政治的に右翼だということも、保守化する日本の前触れのように見えた。
「東京タラレバ娘」という漫画がある。 ドラマ化するほどのヒット作品で、知っている人も多いだろう。 ざっくり言うと、アラサー婚活女が 「あの時の彼がもう少しダサくなかったら...」 「あの時の彼とうまくいってれば...」 などとタラレバ言いながら、うだうだと結婚できずに迷走する話である。 さて、そんな婚活迷走中の倫子(33)が7巻にしてついに、大変居心地の良い男とお付き合いすることになった。 その男は、倫子が20代前半の頃ダサすぎるという理由で一度振った男・早坂である。 時の流れの洗礼を経て男の振る舞いは洗練され、でもあの頃の優しさはそのままに、早坂は倫子の前に帰ってきたのであった。 7巻の前半では、早坂との「普通」で「安心できる」日々が描かれる。 早坂も元々結婚に乗り気であったため、トントン拍子に話が進む。 49ページ目には 鎌田倫子 33歳 怒涛の数ヶ月を経て おさまるべきところにおさま
こんにちは、トイアンナです。専業主婦がスタンダードだった時代も今は昔、共働き家庭が過半数となりました。 I-2-9図 共働き等世帯数の推移 | 内閣府男女共同参画局 私の家も共働き夫婦で、家計は完全に折半しています。 とはいえ内閣が掲げる「一億総活躍社会」というにはまだ遠く、結婚や出産を機に女性の就業率がガクンと下がるのは相変わらず。実は、「25~44歳の女性の就業率」は1985年(昭和60年)から今までほぼ上昇傾向にあります。しかし、共働きでも早く帰れるように出世を諦める、正社員から派遣社員になるといった“キャリアダウン”を選ぶ人も多く見られます。 「平成27年版 働く女性の実情」を公表します |報道発表資料|厚生労働省 「M字カーブ」とは? - 『日本の人事部』 そうなったときに「いいよ、あなたの出世の方が大切だもの」と笑顔でキャリアを手放せる女性ばかりではありません。 同じスタートラ
「普通の人と結婚したい」と思う女性たちがいる。 彼女らの大半は円満な家庭に育ち、それなりに本人も頭がいい。地方ならば公務員、都会ならば総合職でバリキャリか。同級生はみんな「良いところ」で働いている。だから気づかない。年収600万円が高収入であることに。 学生時代の彼とは新卒で忙しい時期に自然消滅。でも、それなりに仕事で出会いもある。合コンに焦るほどじゃない。そうして、次の恋愛は結婚も意識しようかなと思っていた27歳。ふとfacebookの友人リストを見渡すと既婚・既婚・既婚の嵐。 そして彼女たちは初めて思い知らされる。この世が「普通の」男たちを巡る血で血を洗う大恋愛時代だったと。そして「普通の」男性はほとんどが売約済みになっていたことを。 やや大げさに書いたが、きちんと勉強して就職した女性ほど結婚において焦りが少ないのは見聞きした事実だ。婚活は受験勉強と似ていて「今のままがいい」と思ってい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く