photo by bloodless じぶんの頭で考えさせる罪 ある話題について盛り上がっていたようだけど、それについて正面からは語れない。「語れない事」を語ってしまうのも共犯ではあるし、どんな話題にだって個別具体的な感情の渦しかなくて、自己言及であれ、他者言及であれ、もっともらしい理由を付けたところで大抵は嘘なのに、それによって派生した自己言及的な嘘は信じ込みやすく、行動に結びつきやすい。それは同じだ。 ただし、読む側にとって余地が少ない可能性があり、かつ実行動に繋がると後味の悪い領域もあるし、変えられない事に対して、ありえた未来を当事者から離れて言うのは絶望と反感しか産まない事もある。その時にAという論が筋はさておき気に食わないほど強固に例外を考えて、派生的に考えたBを信じてしまいやすい。 そして、そのAが本質的には救いに近いものを意図した時ほど、際立ったBは厄介なものとなる。自分の頭