「京速」見送りで、コンピュータのわかってる人までが残念がっているのが不思議でしょうがない。 スーパーコンピューターを復活してほしい – 西 和彦 こういった主張を見ると、「なんでもかんでも世界一になってりゃいいのか」と思えて来る。 もう何度も書いているけれど、あのプロジェクトは「次の世界一」のために潰れるべきだったのだ。 日本が世界一のコンピュータが作れるようになること、これに異論はない。「二番目ではダメなのか?」と言われれば、「ダメに決まってるだろ」と答えるものだ。これに異論があるコの業界の者は少ないだろう。いや、異論なんか持つな。この気概こそが日本のコの業界の未来につながるのだ。 しかし、そう思うからこそ、「京速」は潰れるべきだと考える。 まず、TOP500のリストを見て、近年の傾向を見るといい。 今年1位だったJaguarは、公称2.3PFLOPS、実測1.75PFlopsだそうだ。
拡張命令から見るx86 CPUの3回目は、まず64bit拡張について取り上げよう。前回の最後で触れた通り、AMDは2003年4月にリリースした「Opteron」で、x86命令の64bit拡張である「x86-64」(現在のAMD64)を導入する。 AMD64は動作モードとして、以下の2種5モードを持つ。 Long Mode 64bit Mode、Compatibility Mode Legacy Mode Protected Mode、Virtual-8086 Mode、Real Mode Legacy Modeは従来の32bit CPUとして動くモードなので、拡張されたのはLong Modeの方である。こちらは64bit OS(と64bitのデバイスドライバー)が必須であり、これをフルに使えるのが64bit Mode。一方で、従来の32bitアプリケーションをそのまま動かすのがCompat
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く