家の誰かが落っことしたらしく、回転部分の基部がミリ単位だが曲がってて、内刃が規定位置で回転せずにノイズが酷く先端部で剃れなかった そこで想いだしたのはもう四十年も前、髭の生えかけ青少年だった自分が何度か父親のシェーバーを拝借して剃っていたのだが、あるとき使用後に乱雑に置いたからか、翌朝に使おうとしたら外刃が歪んで凹んでおり、(ヒゲだけに)青くなったワイは恐る恐る父親に「これ傷んでるけど直そうか?修理代は出すけど」と不味い言い方で切り出してしまい、親子だけにそういうのに敏感な父から開口一番「おまえがやったんか?」ワイ「や、ち、違うけど?!」父「おまえがやったんじゃないのなら、おまえが直す理由は無かろう」とはねつけられてしまった。(父はそれから退職までそのまま使っていたようだ) …成人してからだが自分は以前から『やったことはいずれされる、されたことはしてしまう』という教義?じみたものを拗らせて
