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ブックマーク / xtech.nikkei.com (14)

  • 富士通メインフレーム撤退はいばらの道、雲をつかめるか

    のコンピューター史に、また1つピリオドが増える。富士通がメインフレームとUNIXサーバーの事業からの撤退を決めた。事業を始めて60数年。国内市場の縮小にクラウドの台頭、デジタル変革への対応と、激変した事業環境を前にした決断だ。同社はクラウド事業に経営資源を集中する方針だが、行く手は険しい。 「社会課題解決と新たな価値を創出できるコネクテッドな社会を実現するデジタルインフラ基盤の提供について」。2022年2月14日、富士通のWebサイトにこんな文書がひっそりと掲載された。一見すると新サービスの発表と見まがうこの文書こそが、富士通がメインフレームとUNIXサーバーの撤退について触れた公式声明だ。 サステナブル(持続可能)、レジリエント(強じん)、セキュリティー、データの信ぴょう性――。声明では富士通が目指す新たなITインフラを象徴する言葉が並ぶ。それを実現する一環として、メインフレームやU

    富士通メインフレーム撤退はいばらの道、雲をつかめるか
  • 富士通がメインフレーム製造・販売から2030年度に完全撤退へ、66年の歴史に幕

    富士通が2030年度(2031年3月期)末にメインフレームの製造・販売から撤退することが、2022年2月10日までに日経クロステックの取材で分かった。国内メインフレーム市場で首位(出荷台数ベース)を誇り、長年にわたり日企業の情報化を支えてきた老舗メーカーが約66年にわたるメインフレーム製造の歴史に幕を閉じる。 併せてUNIXサーバーも2029年度下期に製造・販売を終了する。同社は縮む市場からの撤退を決断し、クラウドなどを駆使したサービス企業への転換を格化させる。

    富士通がメインフレーム製造・販売から2030年度に完全撤退へ、66年の歴史に幕
  • 2:起動しないPCからデータを救い出す

    KNOPPIXで起動しないPCを救う KNOPPIXが利用できるようになったところで,PCが起動しないなどの問題発生時に,どのようにKNOPPIXが役立つかを紹介します。 PCが起動しなくなる理由はさまざまですが,ハード・ディスクの中身が読める状態であれば,KNOPPIXを使ってファイルを読み出し,他のPCに転送できます。つまり,貴重なデータを救い出せます。 KNOPPIXに含まれているファイル共有ソフトSambaを利用すれば,実に簡単にファイルを読み出せます。以下で具体的な操作手順を紹介しましょう。まず,お手元のPCが起動しなくなったとします。このPCのOSは,Windowsと,Linuxのどちらでも構いません。 KNOPPIXをこのPC上で起動し,画面左下からペンギンのマークで示されたKNOPPIXメニューを開き,[Utilities]-[Samba Network Neighborh

    2:起動しないPCからデータを救い出す
  • AWSが世界のクラウドサービス市場で首位陥落、マイクロソフトが逆転

    クラウドサービスの世界シェアで、米マイクロソフト(Microsoft)が米アマゾン・ウェブ・サービス(Amazon Web Services)を逆転し首位に立ったことが2019年7月8日までに分かった。英IHSマークイットが調べた2018年の売上高ベースの市場シェアでマイクロソフトが対前年比2.4ポイント増の13.8%と大きく伸びたのに対し、AWSは同1.1ポイント増の13.2%にとどまった。 マイクロソフトは電子メールやオフィスソフトをセット提供するSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)の「Office 365」が好調を維持したほか、IaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)やPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)の分野でも「Azure」が堅調に顧客を開拓し、総合力でシェアを伸ばした。 AWSはIaaSでのシェアが45%を占め、「IaaSに限れば他社よりシェア

    AWSが世界のクラウドサービス市場で首位陥落、マイクロソフトが逆転
  • 鍵マークへの過信は禁物、フィッシングサイトの半数はHTTPS対応

    従来、Webブラウザーに鍵マークが表示されていれば、そのサイトは安全だとされてきた。つまり、TLS(トランスポート・レイヤー・セキュリティー)に対応しているかどうかが重要だった。 だがその常識は崩れ去った。セキュリティーベンダーの米フィッシュラブズ(PhishLabs)によれば、フィッシングサイトの半数はTLSで通信できるというのだ。TLSはWebなどの通信を安全にする技術(プロトコル)。TLSを使ったWebの通信は「HTTPS」と呼ばれ、URLは「https://」で始まる。 フィッシングサイトとは、フィッシング詐欺に使われる偽サイトのこと。フィッシング詐欺は、有名企業などをかたる偽のメールでユーザーをフィッシングサイトに誘導し、パスワードやクレジットカード番号などを入力させて盗むサイバー犯罪のことである。

    鍵マークへの過信は禁物、フィッシングサイトの半数はHTTPS対応
  • 保守運用の現場は「限界集落」、塩漬け技術者が去ればおしまい

    ひどい状態だ。ユーザー企業が丸投げしていたシステムの保守運用業務からITベンダーが撤退する動きを捉えようと企画した、この特集「極言暴論スペシャル!」だが、アンケート調査から浮かび上がってきたのは、予想以上に進む保守運用の現場の劣化と、客先に塩漬けにされ将来が見えない技術者の姿だ。多くのユーザー企業で保守運用の現場は「限界集落」と化しており、まもなく大惨事となりそうだ。 この特集ではITベンダーとユーザー企業の関係者を対象に実施したアンケート調査を基に、これまで4回に分けて、ITベンダーの撤退の動きや撤退理由、常駐技術者の境遇、ユーザー企業側の言い分などを紹介してきた。システム開発における多重下請けや炎上プロジェクトの問題がよく知られているのに対して、システム保守運用の問題は表沙汰になることが少なかったが、ITベンダーの“実力行使”により一気に明るみに出たと言える。 アンケート調査から見えて

    保守運用の現場は「限界集落」、塩漬け技術者が去ればおしまい
  • コクヨ、持ち出し端末をタブレットからノートPCに切り替え

    横河レンタ・リースは2017年11月30日、コクヨとコクヨグループがデータレスPCを実現するソフト「Flex Work Place Passage」を採用したと発表した。このソフトは、PCの内蔵ディスクに対するデータ読み書き処理を、すべてファイルサーバーにリダイレクトする。内蔵ディスクにはデータを保存しないため、端末紛失時のデータ漏洩を防止できる。 従来、コクヨはタブレット端末とVDI(仮想デスクトップ)の組み合わせを利用していた。これには二つの課題があった。1つめはタブレット端末の課題だ。マウスを使えず、プレゼンテーション資料や見積書の作成に手間が掛かっていた。2つめはVDIの課題。大きな図面をスクロールしながら見るような利用シーンで、パフォーマンスが不十分だった。 そこで、持ち出し端末をタブレットからノートPCに切り替えた。ノートPCだとタブレット端末、VDIよりも紛失時のリスクが高ま

    コクヨ、持ち出し端末をタブレットからノートPCに切り替え
  • ムダと一緒に捨てたもの

    怖い話を聞いた。某大メーカーの幹部が雑誌をパラパラとめくっていたら、大口取引先であるメーカーの広告が載っていた。さっそくその幹部はそのメーカーを訪ね、「いやあ結構なことですな、このご時勢に広告をお出しになる余裕があって」と皮肉ったらしい。そう言われた中堅メーカーでは即日、広告出稿を停止したという。 業績不振で広告宣伝費を大幅に削減している大手メーカーの心証を悪くしたくないという配慮であろう。「余裕があるとみられたら、必ずや厳しく値下げを求められる」という現実的な理由もある。とにもかくにも、大切な顧客に「余裕がある」と見られてはならないのである。 かく言う私だって、上の人から「みんな忙しそうなのに、君は余裕だねぇ」などと言われたら、その瞬間からものすごく忙しそうなフリをして「いやぁ、ヘラヘラしているように見えるかもしれませんが実はすごく大変なんでして」とか、思いつく限りの悲壮ネタを披露するこ

    ムダと一緒に捨てたもの
  • 大失敗から奮起した3人が語る「失敗からの復活」

    記者は日経情報ストラテジー8月号で「失敗を生かす経営」という特集記事を書いた。その趣旨はこうだ。「失敗をすべて属人的な問題として片付け,当事者に二度とチャンスを与えないような組織ではなく,失敗者自身がその失敗を冷静に反省しつつ再挑戦できる組織こそが,速い変化への対応を強いられている今,強い組織といえる」というものだ。 失敗した人を直ちに冷遇せずに,再び挑戦に向かわせることができる組織とはこんな組織だ。 1.経営者あるいはリーダーが「手抜きは責めるが,失敗は責めない」と繰り返し公言し,失敗社員であっても困難から逃げずに努力したことは評価して,また次に挑戦する機会があれば実際にチャンスを与えている。 2.新事業の立ち上げや高めの数値目標などに期間限定で挑戦できる制度があって,「挑戦と失敗」が常に起きるようなマネジメントをしている。こうした挑戦の成功確率はそう高くないことは社内コンセンサスになっ

    大失敗から奮起した3人が語る「失敗からの復活」
  • 1カ月半で基本思想をたたき込む,これがトヨタの新人研修だ!

    写真1●新人研修での最終発表会の様子を再現してくれた,今年春にトヨタグループに入社したばかりの新入社員の2人 [画像のクリックで拡大表示] 朝から晩までトヨタ生産方式にどっぷり浸かる1カ月半---。これが,この春トヨタグループに入社したばかりの新入社員の新人研修メニューである。筆者は特集の一環として,この研修の詳細な内容を取材する機会を得たので,紹介したい。 取材に協力していただいたのは,豊田自動織機の物流子会社であるアドバンスト・ロジスティックス・ソリューションズ(ALSO,名古屋市)に今年4月に入社した9人の新入社員のうちの2人。真新しいスーツに身を包んだ稲垣誠氏と鈴木宏和氏である。 5月19日にALSO社内で実施された研修日最後の発表会の内容を,2人に改めて再現してもらった。記者を目の前にして最初は緊張気味だった2人も,いざ始まると,実際の発表会の時のことを思い出したかのように,詳し

    1カ月半で基本思想をたたき込む,これがトヨタの新人研修だ!
  • 編集部のブックマーク大公開!:ITpro

    記事の企画を立てるとき,取材を始めるとき,取材した内容の意味が分からないとき,その内容の妥当性を確認したいとき,取材メモや取材先から頂戴した資料と併せて,公開情報が欠かせない。その公開情報の集め方が,ここ数年でガラリと変わった。 以前は,特に大型の企画を進めるときはまず社内のライブラリにこもって雑誌や書籍,レポート類をあさり,参考にしたいページをコピーしていた。必要に応じて,書店で関連しそうな書籍をまとめ買いした。 今は,それらに加えてネットがある。社内イントラネットには記事検索DBが整備されているし,Googleで検索すれば机上でかなりの情報を集められる。私のような紙媒体の編集記者にとって,ネット情報は商売上の競合相手であると同時に,重要な情報源でもある。 例えば,話題の「SOX法対策ツール」に関する記事を「日経SYSTEMS」7月号(6月26日発売)で掲載するが,製品ベンダーのサイトの

    編集部のブックマーク大公開!:ITpro
  • Webの情報,どう整理してますか?---はてな,Googleなどの便利なブックマーク・サービス:ITpro

    写真3●テキストや画像をハイライトすればメモとして一緒に保存できる。Webブラウザ右下に組み込まれるミニ・ウインドウ「mini notebook」でもクリップ操作が可能。Google Notebookサイトへのジャンプや内容の編集もこのウインドウからできる 日々入ってくる山のような情報---読者のみなさんはどのように整理されているだろうか。 筆者の場合,ニュースやブログ記事など,毎日大量にWebの情報を目にする。それらの中から重要なものをいかにうまく保存/整理できるかが仕事を効率化する鍵となっている。コピー&ペーストなどしてパソコン内にきちんと整理しておくのもよいが,時間がなくてそれもままならない。 そんな中,最近はWebでこれらをうまく管理できるサービスが続々登場している。今回はそうした各社のサービスを検証してみたい。 リンクだけならソーシャル・ブックマークが便利 まず,保存したいものが

    Webの情報,どう整理してますか?---はてな,Googleなどの便利なブックマーク・サービス:ITpro
  • 「全事務職員がLinuxデスクトップを使用している町役場」は実在する:ITpro

    二宮町は栃木県にある人口約1万7000人の町。二宮尊徳ゆかりの町名と「いちご産出量日一」で知られる。同町は,町役場の事務用パソコンのすべて,約140台をLinuxに入れ替えるという前代未聞の挑戦を行っている。OSをLinuxにするだけでなく,オープンソースのOpenOffice.orgやFirefox,Thunderbirdでワープロ,Web,メールによる業務を行う。記者の知る限り,日で例のない試みだ。 同町が役場をあげてLinuxに移行することになったのは,IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施した「自治体におけるオープンソース・ソフトウエア活用に向けての導入実証」に参加したからだ。この事業は,オープンソース・ソフトウエアを自治体のデスクトップ機で使用する実現性と課題を明らかにするための実験である。同町は2月にLinuxへの移行を開始した。 この実験には二宮町のほか,北海道札幌

    「全事務職員がLinuxデスクトップを使用している町役場」は実在する:ITpro
  • 広がるWeb 2.0の世界,使えるサービスはこんなにもある:ITpro

    写真4●<a href="http://www.housingmaps.com/" target="_blank">housingmaps.com</a>。Googleの地図サービスにcraigslistの不動産情報を組み合わせて表示する。地図上のアイコンにマウスを持っていくと物件情報が写真付きで表示される Tim O'Reilly氏が論文「What Is Web 2.0」を発表したのは昨年の9月。コラムでも「『Web 2.0』を知っていますか?」というタイトルでこの論文についてレポートした(記事)。あれからわずか3カ月だが,Web 2.0という言葉はすっかり定着した感がある。米Microsoftがライブ・ソフトウエア戦略を発表するなど,Web 2.0を大きく意識した展開を示したことも手伝ったのかも知れない。今やWeb 2.0は人々のあいだで意識化され,また注目されるようにもなった。しか

    広がるWeb 2.0の世界,使えるサービスはこんなにもある:ITpro
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